「『セブン』の衝撃を思い出す」キャラクター グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
『セブン』の衝撃を思い出す
日本の映画でここまで容赦のない描写に踏み込むことができたことに驚いたと同時に、D・フィンチャー監督の『セブン』をロールモデルとしているようにも感じました。
ケビン・スペイシー演じるジョン・ドゥー。
その名前はいわゆる〝名無しの権兵衛〟という意味でした。
人が名前を与えられず、帰属する家族も場所も与えられないままでいることがどれほど人間としての存在意義に対して影響を及ばすのか、倫理観や道徳という観念は決して人間本来の気質などではなく、恵まれた環境や人間関係によって後天的に育まれるものなのだ、というようなことが恐ろしいほど伝わってきます。中東地域の内戦やテロが生み出した出自不明の子どもたち、帰属する家族も社会環境にも恵まれない子どもたちがISに簡単に洗脳されてしまうのも、根は同じことなのだと思います。
ところで、タガーが菅田将暉さんの右手人差し指と薬指の間を意識的に傷つけた理由ですが、どなたかお分かりでしょうか。
私は、指を動かす神経を切ることで、もう絵筆を思い通りに動かせなくする残虐さだと思っていたのですが、入院中のベッドで亡くなった清田刑事(小栗旬)の姿をキチンと描けてました。
捕まっていない◯◯◯のこと以上に気になってます。
先ほど観終わりました。34、三銃士、衝撃のあるストーリーでしたね。タガーが、菅田将暉さんの人差し指を傷付けた理由は、自分自身の手にある傷と同じ傷を負わせたかったのか、、手に包帯をしてましたよね😃
面白かったです❕
きのこさん、ありがとうございます。
山城が怪我の方は順調に回復したとしても、自分の異常性にハッキリと気付いてしまったことで、平穏な家庭生活を築いていく行為との折り合いをどうつけるか、妻との関係性に影響しないか、清田刑事への思いがその歯止めになるのか、やはり、続編が観たくなります。
コメント失礼します。右手を傷つけた理由は命を奪う前にまず漫画家として殺すという意図があったのではないかと思います。
私は山城のナイフを振り上げた表情などから本当は異常者としての素質をもっているのではないかと感じました。
グレシャムの法則さんへ
肝心な事を言い忘れてましたw
「親指が上手くコントロール出来なくても、これだけ描けるのか?と、獅童は感嘆した」、と言う事かと思いますw
グレシャムの法則さんへ
誤字です誤字です「母指」でしたぁw
両角は城山だけを生かす気など無く、城山を描けない状態にして、自分で描こうとかしたのではないかと。マンガとポラロイドのセットが彼のコレクション。あの時点では、あの場のマンガは存在してないので。
bloodさん
ありがとうございます。
ということは、タガーは、あそこで漫画家としての命と妻一人こども二人の命を断ち、漫画の描けない漫画家としてひとりで苦しませようと意図してたのでしょうか。
こうやってあれこれと想像させられるというだけでも、凄みのある映画なのだと実感できますね。
横から失礼しますBloodですミリヲタです。
あれは母子内転筋の筋始点を切ったのだと思います。あそこを切るとペンもガンも握れないんです。親指を閉じる方向に力が入らなくなるんで。
おはようございます。
”右手人差し指と薬指の間を意識的に傷つけた理由”
全くの私見ですよ。 タガーは4人家族を異常に忌み嫌っていたので、そして山城を”共同作業者”として見ていた筈なので、4指の間を分断・・。あ、ヤッパリおかしいな・・。指は5本・・。
全然、回答になっていない・・。申し訳ございません・・。
何にしろ、今作は邦画にとって、エポックメイキング的な位置づけになった事は間違いないと、私は思いました。
グレシャム様
めぐり逢えたら
ラブ・アクチュアリーどちらも観ています。ラブ・アクチュアリーを監督したリチャードカーティスが、脚本したアバウトタイムも好きです。タイムループするストーリ―でしたね😃
美紅さま
コメントありがとうございます。
例えば、『めぐり逢えたら』や『ラブアクチュアリー』とか冬になると観たくなる映画ってありますよね。
邦画でも、そんな映画があるといいな、と思って最近はよく観てます。素晴らしい作品がたくさんありますが、重厚な人間ドラマのほうが多いかな。軽やかだけど何度も繰り返し観たくなる…『ファブル』みたいな映画も増えてきてますます応援したいと思ってます。
ご覧になったのですね😃私も 観たいと思います。グレシャム様は、邦画の方がお好きでしょうか。
私の周りに映画の話が出来る方がいなく、出来れば話して頂けませんか❔
お勧めの映画もあるので、良ければ私にコメントしてくださいませ✨✨