劇場公開日 2021年6月11日

「FUKASEさんの狂気と原作なしのストーリーとしては名作」キャラクター ボタもちさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5FUKASEさんの狂気と原作なしのストーリーとしては名作

2021年6月12日
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ですが、全体的に薄さを感じる部分がありました。

FUKASEさんの狂気感と高畑充希さんの悲壮感、小栗さんのほどよさは星5ですが、その分もっと対比を感じさせて欲しいのに主人公が菅田君効果で光すぎ、中村獅童さんも存在感が強すぎるよう感じ、もったいない気がしました。

また、もっと見せて欲しい背景情報が少ない割に、間延びするシーンが多く編集にも少し残念感がありました。

この映画がもし、FUKASEさんと高畑さん、小栗さんを除いて、もっと薄い味付けの配役だったらと思いもします。

もったいない気がして批判的なことを書いてしまいましたが、原作なしのストーリーとしては本当に面白い映画でした。半地下パラサイトをいい意味での韓国ぽさとするとこの映画はいい意味で日本ぽい気がします。

それくらい面白かった。

俳優の印象が薄い他国ではもっと素晴らしい評価を受ける作品かもしれないと思いました。

ボタもち