劇場公開日 2021年6月11日

「テーマは良いが、展開は王道」キャラクター taretanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0テーマは良いが、展開は王道

2021年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

肝である漫画家と殺人鬼がリンクするテーマはおもしろく、このテーマを使って、王道な展開へ進んでいく。
先が読めるものの、期待通りのサイコサスペンスで2時間ハラハラしっぱなしだった。

ただ、この展開へのつなぎが無理やりで違和感がチラホラ。ツッコミどころも多い。
もう少し緻密にしてくれたら、没入感も高かったかも。

読める展開にスパイスを加えようとしたような結末も、不発に感じた。

菅田将暉とFukaseの演技はまさにキャラクターが出ており、ピッタリ。小栗旬と中村獅童はちょっと浮いてたかな。。

安定した面白い作品ではあったものの、もう一つ、というところ。

ひでぼー