「菅田将暉とFukaseの一騎打ち」キャラクター 大塚史貴さんの映画レビュー(感想・評価)
菅田将暉とFukaseの一騎打ち
菅田将暉とFukaseの一騎打ち。「20世紀少年」など数多くの浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として携わってきた長崎尚志によるオリジナル脚本を、永井聡監督のメガホンで映画化。
オリジナル作品がいかにかけがえのないものであるか……。菅田とFukaseの一挙手一投足から目を離すことができないほど前のめりになって作品世界を楽しむことができる意欲作だ。
また、ふたりの個性を際立たせる小栗旬の存在感は特筆すべきである。中村獅童や高畑充希も好演を披露しているが、「風の谷のナウシカ」のアスベル役、「もののけ姫」のアシタカ役の声を担当したほか、「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオの日本語吹き替えを務めた松田洋治が非常に重要な役で出演している点も見逃せない。
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