モンテッソーリ 子どもの家のレビュー・感想・評価
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モンテッソーリの概要が理解できる映画
年長(6歳)の娘と私と旦那3人で見ました。
子供は30分くらいで飽きてしまいましたが一応最後まで座っていられました。
みな事前知識はほぼなしで見ました。
結論、これから子育てを始める0-3歳あたりのお子さんをもつ両親が2人で見て、子育ての参考にするのに良いと思います。
それ以外の方は、教育についての知識として参考になると思います。
うちは娘が6歳で普通の保育園にいかせ、小学校も近くの公立に入学しますが、モンテッソーリで大切にしている考え方について
家庭や学校以外の場で身に着けていく工夫をしていきたいと、旦那とも共感し、子育てについて見直すきっかけとなったのがよかったです。
内容は、これからくるというティール時代に必要な、意思を持ち、自分で考えて行動するというスキルにフォーカスした教育メソッドと理解しました。
下記映画で抑えたポイントです。
子供は信じて任せる
親がコントロールしない
やりたいことをやりたいように
身体を動かして体験することで学ぶ
子供にアドバイスも極力控える
集中力をいかに獲得するかがポイント
大人はその環境を用意することに徹する
親は子供を師として自分は弟子となる
映画の大半が実際の子供たちが教育の場で過ごしている日常を延々と流しているという内容に、
そのビデオを撮影した方のナレーションが入ったもので、あくまでも推奨者からの観点で概要を抑えるための教養映画です。
日本で広まっていない理由や課題、モンテッソーリで育った子供たちの将来についても今後調べていきたいです。
色々と考えるきっかけになりました◎
日本のモンテッソーリ園で働く保育士です。
私はモンテッソーリ園で保育士として働いています。
この映画はフランスのモンテッソーリ子どもの家の教育現場を撮影したドキュメンタリーですが、1時間45分があっという間に感じました。もっと子どもたちを観ていたかったです。
ただ、私はモンテッソーリ教育や子どもの観察方法等、事前知識がある程度あったので興味深く観ることができましたが、子どもの姿を観察し慣れていない方が観た場合、子どもの成長がうかがえる素敵なシーンに気づかない可能性もあるかもしれないなぁ、補足があったら良かったなぁと思う部分がありました。
子どもたちの表情、視線、動き、活動内容、環境との関わり方…等、2年間の変化と成長を感じとることができ、見所はたくさんありました。
私が特に見所だと思ったのは、
・やりたい事を見つけたときの子どもの輝いた表情
・大人も子どもも自分と他者の双方を尊重しているところ。また、新しく入った小さな子どもたち対し、自分がされたような丁寧な関わり方をしていく子ども達の姿。
映画を観て改めて思ったことは、モンテッソーリ教育は違いを認め、自分の自由と他者の自由を尊重し、幸せになる力を育てる教育だということです。
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