「遊びじゃないよ仕事だよ」モンテッソーリ 子どもの家 フリントさんの映画レビュー(感想・評価)
遊びじゃないよ仕事だよ
子どもが必要とする事の話
人の親になってないのでこの作品が正しいのかわからない。
でも理にかなってるし納得できる話だったので少なからず実践したいと思った。
「三つ子の魂百まで」とはよく聞くけど、六つまでに感性や自主性が発達し後の人生に多大な影響があるのですね。
子どもを観察し子どものためにを深く考えたモンテッソーリさんは偉大だ。
あれやこれをしろ、出来たら終わり。など大人の価値観では当然のことでも子どもの価値観では不自然なんだなと痛感。
興味のあることを自分から、そしてとことん追求してもらうことって大事。
そう言われればそうだけど、それができる環境って少ないと思う。
親になったら子どもにはのびのび色んなものを吸収してもらえるよう環境を整えなきゃなりませんね。
子どものころって今じゃ理解できない事に夢中になったりしてたけど、あれが学習だったとは・・・目からうろこ。
今、思えば両親は自分にそこそこの自由を許してくれていた事。
ろくな大人?になれてないけど楽しく生きられてる事に感謝です。
何が良くて何が悪いのか、それがどう影響するのかって正解がない、わからない。
正確には答えが出ない事柄を手探りでありながら教える。
正解の無い不安定な土台に立って子どもを導くのってどんな気持ちなんだろう。
親や先生って大変なんだなと改めて思ったし、年齢を重ねて培った経験や知識を伝えるためだけの器に子どもをしてはいけないと思った。
それにしてもモンテッソーリ教育って非の打ちどころが無いように思うのだが、日本に復旧してないのはなぜなの?
もしかして思わぬ落とし穴や裏の面があるのかな?
調べてない状態でレビューを書いてるので意見が後々変わるかも知れない。
でも映画鑑賞後の率直な感想としていい考え、教えだなと思った。
色々考えさせられたけれど、映画自体が優しい雰囲気と語りで心地いい。
なにより元気いっぱいの子どもの姿を見ているとこちらも元気になる。みんなかわいい。
勉強にもなるし元気をもらえる素晴らしい映画でした。
「七つまでは神のうち」はあんまりいい意味ではないけど、昔の人のコトワザとか言い伝えって結構的を射てますよね。
モンテッソーリさんがこの言い伝えを聞いたらどう解釈するのかなと、ふと思いました。
---------------------------
劇中セリフより
「子どもは仕事をしたがる」
仕事が人生の糧になるのは子どもも大人も同じなんですね。
むしろ子どもの方が勤勉だし意欲と情熱が有るかも知れません。
見習なくては。