「特にラストのくだりに関心した」野球少女 サンミゲルさんの映画レビュー(感想・評価)
特にラストのくだりに関心した
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念願だったプロ契約ではなく、球団の広報の仕事に誘われてそれを断るのは主人公本人。
そんな彼女の姿を見て、思い直した球団のオーナーが主人公を2軍の選手として契約することを決める。
次に球団のオーナーが話すのは主人公の母親とコーチ。
ここで2軍で契約できると決まったと報告を受けて喜ぶ主人公のシーンをウラにして、母親がオーナーと契約金の話をするシーンにしているのがまたいい。主人公が喜んでいたりするシーンは安いのである。これはシーンの取捨選択のセンスの問題。この時の主人公の母親の反応もお芝居も凄くいい。
最後の最後で2軍ではあるが、プロになった主人公が球場のグラウンドに立つ姿が描かれる。
そこに言葉はない。感慨だけがある。
こういう作品にちょくちょく出会えるから、韓国映画は見てしまう。
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