「ナックルボーラー」野球少女 やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
ナックルボーラー
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少し前に広島カープにフェルナンデス投手って、ナックルボーラーがいたの。
私もナックルボーラーを一目見たくて、マリンスタジアムに行ったんです。
だけど、球場に到着するのが遅れて二回になっちゃったの。
そしたら、マウンド上に先発だった彼の姿は、もう無かった。
だから、私はまだナックルボーラーを生で観た事が無いんです。
それでですね、ナックルボーラーって、投球のほとんどがナックルボールじゃないですか。
打たれても、ストライクが入らない時でも、ナックルを投げ続ける。
これって、自分のボールを信じ続けないと出来ない事ですよね。
この映画の主人公も、ナックルボーラーとは言えないけど、自分の才能を信じて努力し続ける事が出来る人物。
自分に自信を持つ。これって投手に重要な資質だと思うんです。
さて、トライアウトのクライマックスシーン。スローモーションになるんですよね。
そのおかげか、リリースの瞬間の握りがナックルじゃないのが分かるの。
そこで思ったんです、プロの打者なら多分、投げる瞬間にはナックルでないのが分かるだろうと。
それでも差し込まれてピッチャーフライになった。
やっぱり球速以上に手元で伸びてるんだと思うんです。
やはり彼女の武器は、回転数の多いストレートなんでしょうね。
この映画、男女問題を扱った作品ではなく、ストレートなスポ根ものだと思います。
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