「ムーミンの裏側にあるもの」TOVE トーベ sdfghjklさんの映画レビュー(感想・評価)
ムーミンの裏側にあるもの
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ムーミンは明るく平和的に見える一方で、風刺的で道徳的な一面のある童話。これを作る礎となっているのは、トーベのそのままの葛藤や喜怒哀楽がそのまま表現されていることが理解できた。ムーミンの登場人物のベースが実在しているということは知っていたが、あそこまでトーベの恋愛の自由さが起因していると知ったことに驚いた。スナフキン、ビブスラン、トゥーティッキ、それぞれの彼女の想いを知ったうえで、改めてムーミンを読んでみたい。何かを作り出す時には、その人の悩みや葛藤の大きさだけ作品に影響が出る、のをしみじみと感じる。創造とは、想像の波であり、喜怒哀楽の波の大きさなんだろう。
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