「私にとって大切な作品になった」TOVE トーベ ポンカンさんの映画レビュー(感想・評価)
私にとって大切な作品になった
事前にレビューをチラチラ見ていたので、好意的なものとそうでないものの差があり、自分はどう受け止めるか、出たとこ勝負と思い鑑賞したが、忘れたくない作品となった。
今よりずっと表現その他について規制の厳しかった事が容易に想像できる時代において、トーベの内心が何者にも囚われない自立した自由を確立していたことに打たれた。
現代を生きる私は、表現の自由を保障され、多様性を目指す社会にいるはずだが、その内心の蝕まれている様よ。
スクリーンから伝わる鼓動が問う。
自己の納得の上において
もっと命を思うまま使えばいいんじゃないか
もっと散らすように
もっと踊るように
誰に何を言われようと
それは自分の命の外側の話なのだから
コメントする