「童話作家の現実」TOVE トーベ 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
童話作家の現実
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世界中の子どもたちに愛されるキャラクターのムーミン。
でも、その作者トーベ・ヤンソンはバイ・セクシャルであり、奔放な性生活を送り、本当は劇作家になりたくて、ムーミンはあくまでも生活の糧として描いていた・・・
全てがこのとおりでは無いにしろ、クリエイティブな仕事って、枠にはまらない人でないと良いものが生み出せないのも事実だと思う。
言葉遊びのくだり等は堅物の父への反発から如何にくだらないことをしてやろうかという偏屈さを強調しているのだろう。
でも、バイオグラフィーって変に美化するより、こういう生臭いもので良いのかな。
そういう点で性的描写が多いにも関わらず、レーティングがGなのは映倫のちょっとした英断だと思う。
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