映画レビュー
レガシータイプ
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錆びれた街に落下傘で人が降りてくる、皆記憶喪失で首にはIC基盤が付いている。なぜか火器を持ったロボットが襲ってくる。話が進むにつれどうやら状況が見えてくる。
かっては仕事はロボットに任せ人間は遊び放題と言う実験都市メックウッド、ところが軍部の陰謀でロボット兵器の実験場に様変わり、次々と兵士が送り込まれロボット兵器の餌食になる。
果たして兵士たちは助かるのだろうか?というサバイバル・ゲーム。
味方に紛れたアンドロイドも登場するが大体のロボットはメカメカしいレガシータイプ。ロボットはAI搭載というが動きも緩慢でさほど知恵のあるようには見えません。
CG都合かとも思いますが、ほんとの怪物ロボットは別にとってあるので引き立て役程度で良いと言う割り切りかも・・。
首にチップを埋め込まれるのもよくあるシチュエーションだが見た目はまるで電子部品、わざわざ古めかしい造形にしてロボットとバランスをとっているようだ。
ロボット兵器もさほどタフでは無く兵士も善戦。終わり近くになってタイトルのタイタン登場、兵士搭乗型でガンダムかと期待したが見せ場なし、最終兵器の巨大ロボX22登場で霞んでしまいましたね。巨神というのはタイタンでは無くX22でした。
この映画、男どもより女性の方が荒々しく描かれる、挙句におじさんたちが生き残って女性兵士ばかり死ぬ。悪役はロボットというより軍の将軍、やたらハイテンションでビデオゲームに興じる子供のようだが部下まで殺す極悪非道の狂人ぶり、やっぱりこの手の映画は悪役が三流だと盛り上がりません。
観終わってみればたいしたことないのだが、途中は展開が読めず結構ハラハラさせられましたから良しとしましょう。ラストはよくある手口、明らかに続編ねらいでしたね。
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