くれなずめのレビュー・感想・評価
全143件中、41~60件目を表示
くれなずんできました
男同士で「わちゃわちゃ」とする姿が
何か、、、良かったです。
クセのある演出で、わたし”も”ラスト近くのあのシーンは好きでは無いですが、それ以外は良かったです。
号泣の準備できていたので、あのタイミングで、アレじゃない方が良かったかな⁉️
予告を観れば、何となく設定はわかると思いますが、その部分が本作の本質ではありません。
「わちゃわちゃ」「泣き」「笑い」
これが楽しかったし、役者陣が素晴らしかったです。
観て良かった👍
過去を塗り替える
最初の頃はレビューがあまり高くなかったんで、観ようか迷っていました。
けど、観てよかった。
新しい別れとの向き合い方を教えてくれてありがとうございました。
家族より恋人より誰より友達に会いたい。
キャスト陣に魅力を感じず
監督自身の体験を基に描いた舞台劇を映画化した作品。高校時代の6人の仲間たちが時を経て繰り広げる友情ファンタジー。テーマは良いが出演キャスト陣に魅力を感じず共感することも無かった。残念ながらこの作品の良さを感じることが出来なかった。
2021-99
すっげえな、このシチュエーション!!! この映画、大好き!
まず感じたこと。「すっげえな、このシチュエーション。 『俺って、死んでるんだよね。5年前に死んだんだよね』 それを本人に言う隙を与えない、高校時代からの5人の友人たちという設定。いったいどういう話になるんだろう。
同級生の結婚式で芸を披露するために久しぶりに集まった6(!)人。結婚式の場で大コケし、2次会の会場に向かうまでの約半日の間を描く。そのときどきに、5人の主人公よしお(苗字ね)への思い出がさしはさまれる、という映画。
自分には、すっごおく、面白かった。最初から最後までずっと、楽しく、ほろ苦く、痛快というのではないが、う~ん、とにかく楽しかった!
映画の姿をとっているけど、これ演劇、だよね。それがとてもいい感じで出ていて、自分は好き。「暮れそうで暮れない、それがくれなずむ」(セリフから)そのくれなずむ時間と、友人が死んだことが心のどこかに引っ掛かり続けている5人の心と対比させて語るこの映画は、ほんとよかった。
結婚式の午後の話は、「二次会までの時間をもてあます6人」という、いかにもありそうな状況で、とても映画にはなりそうにないシーンなのだけれど、ただの日常を「そういうのあるある」的にちょっとコミカルに描きながら、5人がふと思い出すよしおとの記憶を見せていくことで、よしおと5人の関係を観客に示していくのが、とてもうまい。
6人(成田さん、若葉さん、浜野さん、藤原さん、目次さん、高良さん)とも役柄絶妙! 高校時代は目立たない方で、クラスの人気者の前では臆してしまうところとか、めちゃ上手くない? 人気者たちと彼ら6人のパフォーマンス、それをやった場所の対比も最高です! (クラスの人気者は城田さん、配役これも絶妙。こういう役以外が来なそうで逆に不安になるわ)
でも、どこで演じて観客が何人しかいなかろうと、彼らにとってはこの高校時代の文化祭での体験が、その時感じた衝動が、彼ら6人それぞれに彼らなりの鮮烈な成功体験として、心底の記憶として強く残っているんだなあということ、そしてそれがこの6人を結び付けている太い絆なんだなあ、ということを、96分かけてゆっくり理解できました。
「赤フンダンス」 ただこの一点に関して、過去から現在までをつなぐ劇として作り上げた手法におみそれしました。次回作、楽しみにしています。
あと前田さん、グッドバイプレーヤーでした。飯豊さん、内田さん、あとでわかったわ。今回は男性陣に100%注目、という映画だったからなあ。
「あのこは貴族」のレビューに、「東京テアトル配給、絶好調ですね」と書いたが、本作も加えなきゃね。 「『あのこは貴族』、『花束みたいな恋をした』、『くれなずめ』と、東京テアトル配給映画、絶好調ですね!!!
もはやおまけですが、さりげないセリフに、死んだよしおと生きている自分たちの関係が示される。
ネタバレになるかもしれないので、少し離して書いておきます。
-------------------- 以降は、ネタバレしちゃってるかも --------------------
「次は、電話、出てやるからさ」(涙声)
「へらへらしてろよ! 俺たちいつでもあいつとへらへらしてただろう?引きずることから逃げんなよ。いつもみたいにへらへらしようよ」
「なんかちょっと、いろいろ思い出しちゃってさ」
「よしおじゃん、なんでいんの? あんたFBやTwitterのアカウント消してほしいんだけど。よしおの誕生日ですって、SNSに言われて思い出しちゃうじゃん!」
「お前ら、ひきずりすぎ。死んだの、その半年も後だぞ」
「(帰るよ)お前らうるさいよ、なぐるよ」(涙声)zxC___Z
コメディも小粒が満載というやり方は自分、好きだなあ
「俺の分なかったしな」「それはミスだろ」
「ゴマ、どの料理にも入ってなかったよな」
「ウルフルズかよ。もごもごしてるくせにまっすぐな奴が好きだよな」
ナシナシアリアリアリアリナーーシアリアリ。
東京テアトル「らしい」と言えば「らしい」、易い映画だった。微妙です。
冒頭部の馬鹿騒ぎから、高校時代のエピソードが、先ずは寒すぎて。前田敦子が唯一の救い。と言うか、彼女は全編通じて救いの女神だった。
そこから持ち直して良い感じで「ワカモノの苦悩と年寄る物語り」に転じ。かなり切ない「友との別れの物語り」に発展するものの、心臓ぶっ掴みでアレ?アレ?アレ?なんやのん、それ!ラリってますか?
最後は涙のファンタジー(的)幕切れも、トータルではアングラ感を吹っ切れなくて、もどかしい。とにかく、ナシパートとアリパートのギャップが大き過ぎて、漂うアングラ感を吹っ切れませんでした。
30〜40年前の学生演劇。的な。
確実に言えるのは。
「この豪華キャストで撮る脚本じゃ無いよ」
笑いあり、涙あり
カラオケでのバカ騒ぎは、男性ならではでしょう、女性ではない場面が、画面を通じて6人の友情が感じられました、映画館でも笑いあり。過去の回想と現代を行き来してのストーリー、登場人物、皆が輝いてました
後半の心臓くだりは、ビックリしましたが、
ラストは、泣けました
成田さんは、今までクセのある役が
多かったので、素に近い成田さんも素敵でした
24のヒトミもいいねぇ
結婚式披露宴での余興のために久しぶりに集まった高校帰宅部の6人組。
久しぶりの再会に思い出すのは、バカでしょーもない思い出ばかり。
しかも余興は赤フンダンス。
ただ…
予告時点でのネタバレや前半のちょっとした違和感などで、何がこの物語の核心なのかは分かってしまったものの、泣いてしまった。
カラオケシーンや披露宴後の二次会ゴタゴタなど、本当にくだらない駄弁りだらけ。
でも、それが良い。
それこそが生きることであり、青春である。
ジメジメとしていて汗臭そうな、あのカラオケボックスが全て。
男ってのはいつまで経ってもあんな感じなんですよ。きっと。
下ネタにバカ騒ぎ、男子高校生みたいなノリ。
男なら共感の嵐だったと思うけど、女性の目にはどう写ったんだろう?
(なんか差別的発言みたいになってたらごめんなさい。)
そしてあの前半のバカっぷりがあったから、分かっていても泣いてしまう後半。
確かにあの天国パートは超蛇足に感じたけど、蛇足を重ねて足の生えた蛇を作るようなこの映画には、ピッタリの演出だと思った。
死は突然に。
余命モノや病気モノで泣いてしまうのも、この「分かってるけど…」って感じですよね。
状況こそ違えど、突然の死とそれによる喪失感は『君の膵臓をたべたい』を彷彿させる。
生きている5人よりも生き生きとしていた吉尾。
パッと見、6人と5人ってそんなに変わったように見えないはずなのに、吉尾が消えると、その場にいないってすぐに分かった。
認めたくねぇよ。忘れらんねぇよ。書き換えてぇよ。
一連の流れの後の赤フンダンスは、ラ・ラ・ランドにもパルプフィクションにも見えた。
生きてても死んでても変わんねぇよ。
松居大悟監督の得意分野を上手く活かした、今年No.1号泣映画です。
余談:あのちくわぶのおでん屋店主誰かと思ったら、滝藤さんで笑った。
どの方も演技上手く、Myトラウマ俳優の藤原季節さん、前田のあっちゃんは特に良かった。
若葉さんは見るたびに好きになるので困る。
今後トイレにはち〇ち○洗浄機が必要笑
早く、こんな至近距離でカラオケできる日が来ることを願って。
松居監督、応援してますよ!
どうにも消化不良。
細かく設定すると、このダラダラ劇は共感出来なくなるのでゆるい設定なんだと思うけど、6人以外の登場人物のバックボーンが無さすぎて新郎新婦なんかどうでも良い感じになっているね。
最後のフェニックスや心臓は逃げているとしか思えない。
『佐々木インマイマイン』の様な根性を見せて欲しい。
クリープハイプや大森靖子、MOROHAと組んだ煌めきは今回のウルフルズでは無かった。
同世代のアーティストとインスパイアされつつ作るものが一番性に合っているのではないか?
作りたいモノを作るのは良いけど、日本のマーケットに収まらない作品作りをして欲しいと思う。
期待しているだけ最近の作品にはガッカリするものが多い。
泣かせにこない某有名アニメ
始めに言っときますがタイトルは今作のdisりではありません!!むしろめっちゃ良かったです!
シリアスとギャグの振り幅が激しく中々にカオスな映画でした。特にあっちゃんのキレるシーンは最高。
あの男子校ノリが懐かしく感じエモかった。
吉尾という陽が沈んでもいつまでも暗くなる事が出来ず暮れなずんでいた同級生達、その回想からも強い友情が感じられ個人的に好きな作品。
結婚式と告別式
大筋の話はいいと思うのですが、過去話で形成される主人公との絆みたいなものが薄味(とってつけたような)に感じられたので
いまいち最後まで没入感が得られないままでした
この手の話は感情移入してなんぼだと思うのでその辺が少しだけ残念な感じです
不思議な感じ
観ていて、少しずつ、微妙な違和感を感じていたが、最後というか、後の方でネタばらしがあり…。
ああ、そういうことね…と納得。
ただ、一番解せないのは、結婚式に出るのは良いけど、その新郎(もしくは新婦)との関係性が全く描かれておらず、全員で集まって「芸」をする必然性が、全く判らなかった。
だったら、あの中の一人が新郎だった方がもっと良かったと思う。
同級生の女性(前田敦子)との関係も、微妙で…。
悪くはなかったけど、ちょっと未消化かな…。
青春や友だちを思い出して「くれなずみ」たくなる
まず『くれなずめ』ってタイトルがいいよね。さらに言うと、主題歌であるウルフルズの『ゾウはネズミ色』も。センスを感じる。
中盤そういうことかってなって早速見返したくなった矢先、照れ隠しのように一気にぶっ飛んで置いていかれるかと思いきや、しっかりと迎えに来てくれた感じ。な映画。
やっぱり若葉竜也と、藤原季節の演技がいい。自然と溢れ出る友情の感情と涙が美しい。
舞台みたい?
予告編がおもしろそうで見ましたが、あまり彼らの仲の良さ、好きな相手などのエピソードが薄く感じて。。
舞台ほどの迫力がない舞台みたいな映画。
こんな程度の関係性の人が死んでこんなになるのは不自然に感じたけど描かれていない部分を感じとれない私が悪いのか?
よくわからない主人公だし
楽しい。でも、悲しい。
楽しくて苦しくて悲しい映画。
吉尾を中心とした6人の群像劇がとても良かった。
荒削りな演出が勢いよく、悲劇を際立たせつつ清々しさも感じさせる。
6人の友情と青春の甘苦を染み染みと感じさせてくれます。
ネタをわかった上での、2回目の鑑賞を楽しめる映画だと思います。
お前はもう死んでいる
2021年映画館鑑賞49作品目
6月7日(月)フォーラム仙台
舞台の映画化
結婚式の余興の練習はほんの前振り
結婚式と二次会の間の6人がメイン
そのやりとりがとにかくつまらない
そのつまらなさがかえってリアルで面白い
着眼点は面白いが主人公が5年前に死んでいる設定は必要だと思えない
5人どころか前田敦子も見えてるってどういうことかな
畑あたりからかなりシュールな展開になってしまった
心臓みたいなものを抜き取って投げつけるなんてウルフマン以来だよ
とにかく死んでいるように見えない
ポスターなんてむしろソース役の浜野の方がホラーボールみたいで死人役にピッタリ
高良健吾の赤フン姿もなかなか
こういうことはやらない役者だと思っていたからちょっと驚いた
チョイ役で近藤芳正や岩松了が登場
仙台の外国人風のうるさいおでん屋ってお前かよ!
こういうくだらないコメディー映画を楽しめる自分は幸せ者だと自分自身に感謝したい
色褪せてゆくから書き換えよう。
映画館休館に伴うストレス。更に隣の県では開いているという不条理さも相まって私の中でくれなずめの期待値はもはやMAXまで跳ね上がっていました。そう、上げすぎてしまった(笑)
高校卒業から12年。友人の結婚式に出席するため5年振りに集まった6人の仲間達。二次会までの持て余した数時間に起こる会話劇を軸に物語が進んでゆきます。
5年前に死んだ友人。そいつの好きだったお菓子、ウルフルズ、箱みたいな鞄、演劇、カラオケ、女の子。ふとしたきっかけでそれぞれが馳せる友人への想い。きっと今日も一緒に踊っていたであろう余興の赤フンダンス。
いつも通り再会し、いつも通り別れたあの日の後悔と心残り。納得できない、受け入れられない。いつまでも張り付いて消えてくれない面影。グッとくるシーンや笑えるシーンが散りばめられて本当に中盤までは面白かったのに、ラストが突然とっ散らかります。SFかっ!なんでやねん!あ~なんか消化不良。
キャストは全く不満なし。高良健吾が霞んでしまうほど実力者で構成されている赤フンメンバーが強い。特に大仏の被り物をしているにも関わらずしっかり哀愁を滲ませた藤原季節が見事だった。そしてなにより前田敦子が良い!ミキエの放った「死んだら偉いのかよ!」は間違いなく名ゼリフだった。
くれなずめは造語らしいけど響きも良くタイトルにピッタリ。ラストカットはまさにくれなずんでいた。
全143件中、41~60件目を表示