「その後数年の間に家族のほとんどは名前を変え転居した」カポネ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
その後数年の間に家族のほとんどは名前を変え転居した
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映画「カポネ」(ジョシュ・トランク監督)から。
冒頭「これは彼のその晩年を描いたものである」と
キャプションが入り、ちょっと興醒めした。(汗)
実は、歴史に名を残す人たちの晩年の作品は、
ほとんど、最高時の自分のイメージを消すことができず、
麻薬やアルコールに溺れるか、孤独にひっそり・・
そして今回のような、認知症などのボケ症状など、
幸せな晩年を送るケースは少ない。
まぁ、それではドラマにならないのかもしれないが、
「偉人伝」の最後に、文字で表現される程度でいい。
逆に「暗黒街の顔役」と恐れられた伝説のギャング、
「アル・カポネ」の凄さを教えてもらった方が、
映画として楽しむことができたのに・・と思う。
ラストのキャプションはこうだった。
「その後数年の間に家族のほとんどは名前を変え転居した。
隠したとされるお金はまだ見つかっていない」
冒頭とラストの説明で済んでしまう気がするなぁ。
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