「葉巻代わりのニンジン」カポネ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
葉巻代わりのニンジン
アル・カポネは最初に知ったギャングスターでもあり、それはデ・パルマの「アンタッチャブル」で演じたデ・ニーロの印象が大。
脇にマット・ディロンとカイル・マクラクランって渋いキャスト陣、個人的にはトム・ハーディとマット・ディロンが一緒に映る場面が最高過ぎて。
ギャング映画ってよりもホラーでスリラーなテイスト、もし「シャイニング」をリメイクするならジャック・ニコルソンが演じた主人公ジャック・トランス役はトム・ハーディが適任、時代も違えば本作でオスカーにノミネートされていたような演技?存在感を醸し出したT・ハーディのA・カポネ。
葉巻を吸っている悪人が少しずつ弱まり善意の気持ちを取り戻す過程で、葉巻からニンジンを咥えている図が「ツイン・ピークス」でも見受けられる、関係無いが。
監督運が悪いように思われる最近のトム・ハーディ、作品選びと題材は良い筈なのに!?
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