「平行世界全てを征服する生命体の話」ビバリウム ちかしさんの映画レビュー(感想・評価)
平行世界全てを征服する生命体の話
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タイトルでカッコウの托卵がいかにも意味ありげに出てきたので、何者かが主人公たちに子育てをさせようとしたのはわかる。
そして出口のない住宅街に連れていかれ、赤ん坊を強制的に預けられる。緑一色の街、ヨンダー。
赤ん坊は90日ほどで9歳くらいになっているので、人間じゃないよう。
そして段々と狂気に追い込まれるふたり。
「彼ら」の目的は全く明らかにされないが、最後のシーンとカッコウの托卵からも察するに、人間とは異なる種族が水面下で侵略を行っているという話なのだろう。
気になるのは、少年(もはや青年だったが)に反撃をしたときにジェマが見た他のカップルの家は、どれも青や赤で一色だった。あれは、同じ地球ではなく、異なる次元なんじゃないかなと思った。その全てにおいて、「彼ら」は侵略を進めている。恐ろしい話だった。
ところで、ジェマがカッコウの行動について女の子が泣いてるのに対して「そういうもんだからよ」みたいな説明してたのは、いくらなんでも教師として失格では笑
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