「詰めが甘いのでもったいない」ビバリウム ユウコさんの映画レビュー(感想・評価)
詰めが甘いのでもったいない
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アバンで、托卵がテーマであることが明示され、それ以上でもそれ以下でもない映画。
ニュータウンの雰囲気、主人公カップルの距離感、不気味な不動産屋や子供など、あちこち面白い絵づくりはあるものの、軟禁されてる生活がとにかく退屈。
たくさん同じ家が並んでいるのになぜこのカップルしか住んでいないのか、子供に対して気持ちが変化することはないのかなどなど、そういった小さい描写の積み重ねがないので、せっかくのクライマックスの面白い画像が活きてこないしオチも昔のマンガみたい。
荒唐無稽でも「US」はその辺りにこだわりがあったなあ
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