「たどりついたらいつも9番」ビバリウム Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
たどりついたらいつも9番
郊外の住宅地に内見で訪れた幼稚園の先生とプロの変人カップルが、住宅地から出られなくなると共に子供を託され暮らすことになる話。
ヘンテコ押し売り野郎な不動産屋に連れられてやって来た、遠過ぎず近過ぎず、ちょうど良い距離の郊外にある同じ形同じ色の家が建ち並ぶ他に誰もいない住宅地。
あらすじ、タイトル、冒頭シーンで何となく展開がわかってしまうなと思っていたら、もしかしたらミュータント?
追い詰められて、諦めて、変化をみつけて抗ってという中で疲弊していく様は、混沌としてはいるけれど、変化が少なくどこか淡々としているし、壊れるという程のものもなくて、イマイチ盛り上がらず。
目的らしきモノは一言語られるけれど、それだけじゃ話が合わないし、結局何だったのか良くわからず、短編か中編ぐらいならまだ良かったかも知れないけれど、ダルかった。
しかも98日でそこまでってことは、全部でどの位の話だったんだろうね。
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