「終の棲家」ビバリウム MARさんの映画レビュー(感想・評価)
終の棲家
新しく住む家を探していたカップルが、怪しげな不動産屋の男に連れられてきた住宅街。そこはエメラルドグリーンの家が立ち並ぶ、「ヨンダー」と呼ばれる地。行けども行けども同じ景色が続くこの場所から脱出を試みようとする2人だったが…という物語。
初っ端、いきなり雛鳥のドアップ。よくよく見ると雛鳥って見た目怖いんですよね。。しかし何故こんな映像を見せられる?しかも親鳥さん、えさあげてるの本当にあんたの子…??
さておき、不気味な土地で起こる出来事や、急に現れた謎の子供、少しずつ悪化していく2人の状況により不穏な空気になっていくが、特にこれといった展開もなく、精神崩壊モノなのであればもうちょっとトラウマになるようなパンチが欲しい所。
そういう映画だと言われればそれまでだけど、色んな事象に対して説明もなく未回収なままだし、キャストの演技とビジュアルが良かったから最後まで観られた作品って感じかな。
でも、上述した冒頭のよくわからない鳥のシーンについて、あとからカッコウについて調べたら…成程、本作のストーリーに絡んではいますね。親子の関係としては、寧ろジェマとは真逆ですが。
その他、気になったのは会場で若い女性グループが多数見受けられたこと。
ジェシー・アイゼンバーグ、イケメンですが日本でも結構知られているんですかね。
因みにワタクシ、今住んでいる所の更新料のお知らせが来て、この際引っ越したいな~なんて思っていましたが、このタイミングで本作と出逢ったのも何かのメッセージ…!?
…なわけないですね。
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