ホムンクルスのレビュー・感想・評価
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ぽかーんなシーンが多い
成田君はみてて飽きないですね。印象がガラッと変わってすごかったです。
特にJKのシーンなのですが、原作を知らない人から見るとただちょっとエロいだけで本当に意味不明で仕方ありませんでした。(他のシーンもだけど)主人公も同じトラウマを抱えているって言ってたけどなんの事?とさらに疑問。
伊藤の今までの人生のトラウマも最後にサラッと移して終わりで全く感情移入できませんでした。
名越の背景ももう少し掘って欲しかったです。
これから見る人は漫画を読んでから見ると少しは理解できるかと思います。
可もなく不可もなく
冒頭から清水色が強かった。原作は読んでないけど、話のテイストと清水監督の作風はマッチしていた。
成田凌の演技がよかったが、話としてはいまいち山場のない展開で、つまらなくはないけどおすすめする要素もないかなと感じた。
禁断の眼か、救済の眼か
現在も公開中の作品が早くも配信で見れるとは!(Netflixほぼ同時配信)
決してマイナーな作品ではなく、原作コミックは『殺し屋1』などで知られる山本英夫、監督はJホラーの名手・清水崇、綾野剛×成田凌他実力派共演…と、強力布陣。
ダーク・ファンタジー×サイコ・ミステリーの異色衝撃作。
高層ビル群とホームレスが暮らす公園の中間で車上生活を送る名越。彼は記憶が無い。
そんな彼の前に突然、研修医の伊藤が現れ、ある話を持ち掛けてくる。それは、報酬70万円で頭蓋骨に穴を開ける“トレパネーション手術”を受け、7日間実験に参加して貰うというもの。
伊藤の目的は何か…?
承諾し、手術を終え、名越が左目から見えたものは…
裏返したカードが次々分かる。
そんなの序の口。
街へ出てみると…
街行く人々の姿が、紙みたいに薄っぺらくなったり、上下分割したり、木の姿になったり…一体何だ、これは!?
伊藤曰く、手術を受けた事により、第六感が冴え、人間の心の歪みが異様な形になって見えるという。
伊藤はこれを、“ホムンクルス”と呼ぶ。
おいおいおいおい、冗談じゃねぇよ。
こんなのやってられっかよ。気が狂っちまうよ。
…しかし、単に人の心の歪みが見えるだけではない。時にはその人が心の奥底に抱える悲しみ、後悔、トラウマも見える。
ロボットの姿に見えたやくざの組長、砂女に見えた援助交際のJK、彼らを救済。
それは伊藤のトラウマも。
そして、記憶を無くしている名越自身の悲しい過去にも対峙していく…。
原作コミックも衝撃作だからなのか(勿論未読)、清水監督自身のオリジナル脚本によるホラー作品よりインパクトあった。
ロボットやのっぺらぼうなどCGを駆使したホムンクルスは、異形にしてユニークにして、なかなか高クオリティー。
人の心の闇、狂気、悲しみを体現した実力派陣の熱演、怪演。
火花を散らす綾野剛と成田凌の共演だけでも見応えあり!
それは、禁断の眼か、救済の眼か。
左目を通じて、“ホムンクルス”の果てに見えた人間の本当の姿は…?
演技や作風などインパクトあったけど…
正直ちょっと分かり難かった所もあった…かな(^^;
VODで正解な作品でした!
緊急事態宣言で映画館休館中に為、自宅レイトショー
4/2に公開でしたが、スルーしたこの作品
まさかのNetflixで4/22から配信開始『ホムンクルス』
漫画原作って事なのですが、コレ漫画は面白かったのか!?
綾野剛&成田凌の演技力には魅せれれますが・・・
全体的に大きな盛り上がりもなく・・・
グロさもエロさも中途半端な深夜ドラマの総集編的な作品でした。
劇場スルーは正解だったかな^^;
面白かった〜!
原作未読で見ました!
原作漫画だからなのかな??
とっても映像が綺麗で
テンポよく進んで!私は好き!
限られた2時間では少ないくらい
もっと人のトラウマを見たかったな〜
現実なのか?主人公のエゴなのか?
わたしには全くわからなかったけど
見えたらいいなって単純に思った
素晴らしき化学反応
綾野剛×成田凌×millennium paradeということでかなり楽しみにしていた作品。予告も面白そうでしたし、音楽も最高だったので公開日に映画館に行くことを決めた。
だがしかーし、何とNetflixで後悔から3週間後ぐらいに配信されるらしい。Netflix会員なので少し戸惑いますがそれだけだったら、私は映画館が大好きなので足を運んでいたはずです。配信されるってのになんと、特別興行で均一1900円。はぁー!?なんだそれは!?意味がわからなさすぎるだろ。普通逆じゃありません?Netflixで配信するから劇場公開は均一1000円で、みたいな。なんで高くしちゃうの?どうゆうこと?
という訳で4月は見たい映画が多かったですし、しぶしぶ配信を待つことに。どうしてだよぉぉぉぉ。。。
そしてあっという間に配信。早いな〜、本当に。
めっちゃ好みの映画でした笑
うわー、この作品なんでNetflixが関与してしまったのだろうか。ただ普通に劇場で公開してくれたら、個人的ランキング今年5位にランクインするくらい面白い映画なのにさ。まじ勿体ない...。映画自体は素晴らしいです
トレパネーション。それは頭蓋骨に小さな穴を空けて、
第六感を目覚めさせるという禁断の実験。記憶をなくし車で生活している男・名越(綾野剛)は、研修医の伊藤(成田凌)からその実験をして欲しいと声をかけられる。
まず、演者の良さ。
登場人物が少ないため一人一人の演技の良さが際立っており、メインキャストのファン全員が楽しめると思う。全員適役で、個人的には内野聖陽がヤクザの組長役を演じていたのがすごく嬉しかった。「初恋」という映画が大好きでして...笑 他にも成田凌と岸井ゆきのの絡みは「愛がなんだ」を思い浮かばせ、石井杏奈の女子高生は「砕け散るところを見せてあげる」に引き続きとてもいい。
綾野剛も「恋はdeepに」みたいなのじゃなくて、こういう作品にどんどん出て欲しいものです笑
そして肝心の我らが成田凌。今回も本当に最高の演技で、何を考えているのか読めない奇妙で謎の男を見事に演じていた。この人の役幅は計り知れない。熱血的な活動弁士、狂気に満ち溢れた連続殺人犯、大学時代の先輩に想いを伝えられない探偵、普通を知らない予備校講師などなどもうどれもこれも本当にいい。分かってたけど、バケモンだなこの人は!!(褒め言葉)
そして、上品な映像。
研修医・伊藤の部屋や料亭、夜の集いに名越の車の中、そして美しい日食。どれもこれもあの樹海村の監督とは思えないほど手が込んでいる。このこともあって、映画館で見たかったと少し後悔。
さらに、millennium paradeの主題歌がカッコよすぎる。マジで不気味で謎が多い、けど趣深いこの映画に合っている。正直、FAMILIAで感激を受けたミレパですけど今回のトレパネーションはFAMILIA超えてきましたね。なんか凄く耳に残る。まじ常田さん最高やん!
その3つの最高な要素が上手いこと噛み合い見事な化学反応が起こっている。演者×映像×音楽のマッチがたまらなくて、内容はそこまで深いわけじゃないのに何度でも見れてしまう。雰囲気が良すぎるんですよ、この映画。
でも、なんか勝手にホラーっぽいのを想像していたので思ったよりあっさりでちょっと残念。やっぱり、清水崇監督×内藤瑛亮なのでグロさ気持ち悪さも求めてしまう。うーわっ、と思う部分はありますけどね。それだけじゃあ、物足りなかった。
あと、3つの話全てが中途半端な気がしてならない。
その先をもっとみたいなと思うのに、跡形だけ残して終わってしまう。全体的に静かなのもあって、見応えがあまり無いしストーリーもなんかうーんって感じ。
でも、すごく良かったです。
清水崇監督、あんたいい映画作れんじゃん。
樹海村みたいな映画作んのやめてこういう作品どんどんつくちゃってよ。
独特な世界観を俳優の方達のお芝居でしっかり作っていた印象。音楽とか...
独特な世界観を俳優の方達のお芝居でしっかり作っていた印象。音楽とかもよくて、思っていたより、良い作品の印象だった。ホラーテイストもあって清水監督さんぶしだなーとも思った。
演技派たち
演技派のおかげで、おもしろく見えますが
やっぱり漫画と同じおもしろくないです。
漫画がつまらないと感じたため
でも綾野剛さんがやる作品なので見ましたが
やはり、うむーでした。
空っぽな映像化
映画版ホムンクルスの鑑賞後の感想は正直に言ってしまえば、とても残念な気持ちだ
何故なのか、少し長くなりそうだけどネタバレありで探りながら書いてみたい。観たい人は読まないでいただきたい🤢
原作は2003年から2011年の8年間、あまり話題になる事も無く、作品として特異性や存在感を失わず静かに連載され、私自身はどんどん深く沈降するストーリーに読者として振り落とされまいと必死にくらいつき、なんとか最終15巻までリアルタイムで読み切った作品。
連載開始の時代背景は2003年はイラク戦争に米英が参戦し終結、北朝鮮の不穏な動きや今と被るSARSのパンデミックがあり、連載が完結した2011年は春に東日本大震災が起こり、日本人の価値観の大転換が起こった年。その間の時代を世間もワタシも混迷の中で懸命に疾走し、空回る世界で崩れそうになりながらも苦しんだり楽しんだりしてた遠くて近い苦い記憶の数々・・・
さて、今回の映画は原作のトレパネーション手術で脳の働きが活性化した結果、他人の深層心理のイメージングが見えるようになった主人公名越と手術を施した研修医伊藤の行動がヤクザ、JK、そしてホームレスになる前の名越の恋人たちとの絡みで描かれるが、この映画はそのギミック的設定をインパクトある映像として打ち出そうとするあまり、時代の実相を浮き彫りにする事なく終始、原作をなぞるだけで主人公は内省や沈降することなくただただ空騒ぎし、最後は脇役の伊藤にフォーカスし、ブレードランナーじゃあるまいし主人公は恋人を手に入れハッピーエンドもどきでクルマで走り去り映画はあっさり終わってしまった。
残念だが、この映像化は器だけ描いて肝心の中身を入れそびれた、結果として空っぽで薄っぺらな失敗作となってしまったと言わざるを得ない
原作では名越がトラウマから逃れようと整形手術し手に入れた虚飾に満ちた隠れ蓑を容赦なく引っ剥がし、丸裸のホームレスに叩き落とすことで、時代の不安と読者の苛立ちや劣等感や優越感など様々な感情にトレパネーションというギミックを使って挑発し、やがて気付きを誘発するエポックな作品として、あの当時、ココロの闇で鈍く光を放つ傑作だったのだから、このような形で世に出たことが原作の熱心な読者としてとても残念で仕方ない
好きな綾野剛や岸井ゆきのなど良い役者が顔を揃えただけに余計悔しい
原作を知ってる人と知らない人では満足度は違う
原作厨の方からしたら前半はまあまあ満足
ホムンクルスや雰囲気、音楽、演出、テンポは大変満足
音楽がKing Gnuの常田さん率いるmillennium paradeで
個人的におすすめです。
後半からは完全オリジナルでそういうオチか!
過去の話編が原作とは違いそれはそれで、納得のいくストーリーでした。
ホムンクルスとは、何なのかは原作ではとてもとても深い話で考察が捗る話なのですが映画では結構あっさりしています。
おでこに穴を開けることにより第六感が働くという実験なのですが、そこもふわりと説明されておらずなんで穴開けてんの?って疑問のままで終わってしまいます。
知ってる人から見たら、まあこの短時間でよくやったな
漫画通りやったら2部、3部作くらいやらないと
知らない人から見たら、これってどういうこと?と置いてきぼりな感じでちょっとグロいなあって感じ。
あと映画公開後にネットフリックスで見れちゃうって残念感とラッキー。
世界観がとても好き
漫画読んでから、鑑賞しました。
かなり、抑え気味になってましたし、あまり深くは掘り下げてない感ありました。映画にするとどこまでの描写が適切か、微妙な内容ですから。
綾野演じる名越、成田演じる伊藤、そしてミレパの楽曲、それが相まって独特なクセのある世界観作り上げられてました。
やっぱり、綾野剛は普通の人間を演じるより、影のある裏の顔を持つ人を演じるのがとてもしっくりきます。漫画の名越を実に忠実に実写化成功してると思います。
他人が世界
最近 漫画原作ばかり観てるなぁ
漫画原作 以外の映画も観てる...はず。
....エヴァとか。
ホムンクルス。面白かったです。原作を読んだのは、ずいぶんと前だけど 後半こういった話だっけ?たぶん違うけど良かった。
原作で気に入ってるのは、主人公が他人のセラピーをしながら自分も救われていく仕組みと、自分の中にあるトラウマがある他人のトラウマしか'視えない'という点。まさに 他人は自分を写す鏡。私が読んだ時は「大切な家族や友達を、曇りなく写しきれるように キレいで大きな鏡になろう」と思ったのを思い出した。懐かしい。
綾野剛は大好きな役者なんだけど、頭蓋骨の形状ゆえに黒のニットがあまり似合わない....
私と一緒だったので初めて親近感を持てた映画でした。
今回観て 一番面白かった点は、医学生の伊藤学が主人公に視えるもの(透明になる)を'視えてない'とギリギリのウソをつかれるトコロ。自分の本当の姿が見える人が正直に伝えてくれるとは限らないし それを言わせるのも難しいし、それを信じる方法は?と。
よく「心に穴が空いたようだ」という喪失の表現があるが、'からっぽ 'な主人公が 頭にぽっかり'穴'を開けることによって 逆に人間を取り戻していく描写が粗削りながらもミステリー仕立てに描かれていく。また、原作を読みたくなった。
まずまずでした
映画としては、まずまず楽しめた。
ストーリーはというと、、、人間の深層心理、心も奥底に固まっている澱。
主人公名越はがすべてを受け入れていくまでを、原作だともっとたくさんのストーリーに裏付けされて進んでいるんだろうと思うが、映画の中の、ヤクザ屋さんと女子高生と自分たちの3つだけで表現しなければならない。
中身が「からっぽ」とは言わないが、少し薄すぎはしないか。だから説得力にかけるように思う。
それを補っていたのが、綾野剛と成田凌の演技力。
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