「西部劇の対岸ある傑作」ミークス・カットオフ エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
西部劇の対岸ある傑作
名古屋シネマテークのケリー・ライカート監督特集から最後のポスト。これは『ウェンディ&ルーシー』に続きミシェル・ウィリアムズとタッグを組んだ作品。
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舞台はまたまたオレゴン。ただし時は1845年の西部開拓時代。まさに西部劇のターゲットになる時代だがテイストは全く異なる。
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移住の旅に出た3家族と案内人のミーク。家財道具一式を幌馬車に積み、人は歩くスタイル。近道を知っているというミークだったが5週間が過ぎても目的地に着くことはなかった。
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険しさを増す道。
原住民の存在を知り襲撃を恐れた。
間もなく食糧と水が底をつく。
果たしていつ着くのか。
ミークはもはや道がわからなかった。
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そもそも目的地とは?
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彼らは彼らの意思で前進を選んだ。
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とてつもない不安と恐怖の中、何が彼らをそうさせたのか、自分のようなチキンにはわかるはずもなく。彼らのような存在がヨーロッパからの移民の国、アメリカ🇺🇸を作ったのだろうが。
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う〜〜ん、これは西部劇の対岸ある傑作。
神がかっていた。
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