「"Evergladed"」リバー・オブ・グラス 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"Evergladed"
幼少期からの断片的な映像とコージーが語るナレーション、小気味良くドラムが鳴るJazzの雰囲気、全体的にグランジやオルタナ臭が香りエンディングはSammyの「Evergladed」と、ケリー・ライカートの初期衝動がUSインディー・シーンと共に炸裂。
逃避行にすらならない男女カップルにもなれない、鬼気迫る緊張感すらない、シュールで間抜けな少しの珍道中、呆気にとられる衝撃的なラストシーンは笑えてしまうし、どこまでも突き進む無理矢理な暴挙に出るコージーの逃亡に誰かが気付いてあげて欲しい。
コメントする