人生は二度とないのレビュー・感想・評価
全2件を表示
Peaceful journey!
仲の良い3人と一緒にスペインを旅行している気分になれました☺️✨
3人とも人生において大切にしているものや価値観が違いますが、旅の出会いをきっかけに新しいことに気づく感じが良かったです!
ダイビングのシーンは透明度が高い海と魚が綺麗でした
🏖🐠✨
トマト祭りと牛追い祭りがとても臨場感がありました!
途中のフラメンコやラストの結婚式ダンスシーンが華やかで幸せな気分になれました!♪✨
【”幸せになる事に時間を使う事、自分の意思を尊重し、後悔のない人生を送る事の大切さを描いた作品。”インド映画で、男3人のバチェラーパーティー・スペイン旅行のロードムービーとくれば、面白さは確定です。】
ー 主人公3人、アルジュン、カビール、イムラーンは順調な人生を送っていたが、夫々、悩みを抱えていた・・。-
1.アルジュン イケメンだが、8歳の時に父を亡くし、お金に苦労した事から今でも仕事が第一。故に4年前に恋人と破局している。旅行中も前半は、仕事、仕事・・。
2.カビール 土建業の大富豪の娘と婚約したが、何故か気が晴れない。それは、娘の母親の誕生日に指輪をプレゼントしようとしたが、勘違いした娘から”プロポーズされた”と誤解され、なだれ込むように婚約へ。だが、優秀なデザイナーだった娘は、結婚を機に仕事を辞めるという。
ー ”指輪のプレゼントなんて、誰でも誤解するよ!”と突っ込みつつ、彼の気持ちも察する。-
3.イムラーン 実の父がいると知って、会いたい、会いたくない・・と悩んでいる、普段はユーモアあふれる男。アルジュンの且つての恋人と良い仲になったことも・・。
◆感想
・冒頭から、カビールのプロポーズシーンから始まり、”オ、ハングオーバーみたいな感じか!”と期待値が上がる。
・旅の途中、泳げないアルジュンはスキューバダイビングをやる事になるのだが、現れたのは前日、海岸で見た美しい女性、レイラだった。
彼は、レイラに指導されながら美しい海中の風景を見て、涙を流すのである。
ー ”愛しいレイラ”が脳内で流れる中、アルジュンは”お金が人生で一番大切”という考えが変わって行ったのだろうな、と思ったシーンである・・。-
・その後も、レイラに連れていかれたトマト祭で全身トマトだらけになったり、高所恐怖症のイムラーンも無理やりスカイダイビングをやらされたり・・。
ー 皆、楽しそうである。人生、楽しまなくっちゃね。-
■沁みたシーン幾つか
・レイラと別れた3人組だったが、レイラがバイクで追って来て、アルジュンに”後悔したくないから・・”とキスするシーン。
- 羨ましいぞ!アルジュン。そして、ナント彼女はその後、アルジュンたちのホテルにやって来て・・。更に羨ましいぞ、アルジュン!-
・イムラーンが、実の父の家に行こうとして、逡巡し、漸くあった芸術家の父に歓待されるも、父の想いを知り、母に謝罪の電話を入れるシーン。
- 実の父は、イムラーンの事をいつも気にかけていたが、育てる自信がなかったのだ。-
・カビールが、無事だったら婚約者に結婚を断る事を決意し、牛追い祭で必死に走る姿。
<いやあ、インド映画のロードムービーと言えば、傑作「バシュランギおじさんと、小さな迷子」を思い出すが、今作は舞台をスペインに移し、人生に悩む男性達が、旅する中、自分の意思を尊重し、自由に生きる事を決意していく素敵なロードムービーである。>
全2件を表示