愛うつつのレビュー・感想・評価
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説明不足で意味不明
人材派遣会社で働くジュンとペットショップでアルバイトしてる大学生のユイは、付き合って7カ月になるカップルだが、ジュンはユイのことを抱けなかったという話。
愛しているから抱かれたいユイと、愛してるから抱けないジュン、という設定だが、愛してるから抱けないの意味がわからない。ジュンは先輩に、普通ってなんだ、とか言ってたけど、セックスってある意味動物の本能だと思うけど。
挙句の果て、ジュンは出張ホストしてて、他人なら抱けるとか、なんちゅう設定なんだ!
ラストでのユイの結論は正解だと思う。
ユイ役のnagohoは可愛かったが、それだけ。
つまらなかった。
エンドロールでキャストに山本和穂って出たがnagohoの事なのかな?
細川さんの演技のみ。
細川さんが出演されているので鑑賞。
そして本日は監督と細川さんの舞台
挨拶付き。鑑賞後も楽しめそう。
まず、細川さんは良い俳優さんですね。
ぜひぜひ、もっと沢山の方に観て
いただけるような作品に出演して
欲しいですね。
さてさて。
本作ですが、結局なんなの?が最後まで
わからないお話でした。
舞台挨拶で監督が自身の経験に着想した
とおっしゃってましたが、ご自身でも
なぜ好きだと手が出せないのか?
に答えを見出せないまま、作ったのでは
ないでしょうか?
周辺のおかずを沢山準備してしまったので
肝心な本質が見えてこない。コネクリまわし
た結果、残るのはジュンへの気持ち悪さと
ムカつきだけっていう、、、。
ジュン自身、どんな人間なのか?も
わからないので、全く感情が乗っていかず
さらに、ハテナが増えていくわけです。
本作を見終わると、
はい、そりゃそーだよね、
そーなりますよ、って感情しか湧かない。
なんだかなー、です。
ま、最後はよかったんじゃない?ジュンに
とって。仕返しにしか見えませんが。
彼女も現実が見えたみたいだし。
まさに愛「うつつ」ですね。
ラストシーン最後の一言のシーンと
ケンカのシーンだけ好きです。
うん、残念。
テーマは面白かったです。
自分優位のセックスを媒介にした男同士の会話(他愛もないものから見下しやマウントが含まれたものまで)も、性愛への眼差しも、この監督の手つきや俳優の布陣で描ききれば、男性の生きづらさを繊細に可視化した現代的(日本では先進的)な映画になったと思う。もしくは、性を描いた新たな傑作が生まれたかも。
でもこの映画は、残念ながら「こういう人もいます」という、美しい標本の提示に留まっていると感じて私には食い足らなかった。
テーマがチンマイ…。
まあ、ゆうなれば、援助交際をしていた女子高生に彼氏が出来て、セックスをするが、まったく感じないとか、この手のテーマは男女や年齢や、立場を入れ替えれば、何通りかできてしまう話かもしれない。
しかし、映画で1時間半とか、2時間見るには、テーマがチンマイですなぁ。
自主制作や低予算映画は認めますし、多少のアラはいいんですが、出張ホストをやっていて、彼女に性欲を感じない男と雪見だいふく食ってる彼女のストーリーに加え、何かもうひとつのストーリーを走らせないと、一本線だけでは厳しいなぁ。
まあ、映画をミニシアターで公開して、お客さんがゼロではないだけで、ありがたいことですわ。
公開したくても、出来ない人もいるから、すごいのかなぁ。
あんまり、自分の世界でコチョコチョ考えてないで、いろいろなものを見た方がいいですね。
人に見てもらってるようじゃ、ダメなんじゃないの…。
話し下手な人の自分語り
あらすじを読んで興味を持ったが、彼女を抱けない主人公が実は出張ホストという設定が明かされた時点でこの映画の見せ場が終わっている。
なぜ抱けないのか?なぜ抱かれたいのか?それについて掘り下げられることがないので、一体何を見せられているんだろう…以外に感想がない。
主人公が抱けないんだ!と叫ぶシーンがあったりするが、それで終わり。
書いた方もよくわかっていないのではないかと思いました。
設定をなぞったそれっぽい映像が流れているだけの不思議な作品でした。
業務用
人材紹介会社で働く彼女を抱かない男と、ペットショップで働く彼氏に抱かれたい女子大生カップルの葛藤と不安の話。
先生と生徒で出会い付き合って7ヵ月、不安を感じる彼女と、何かを抱え込み拘り抱えこむ彼氏のすれ違いをみせるストーリー。
頭でっかちで筋が通らない彼氏の言い分に、製作者の方々はお若いのだろうなというのが透けてみえてしまう。
まあ、面白い部分、言いたいこと、は良くわかるけれどね。
秘密が知れた際の彼氏のリアクションも、知れた時のことを、考えていた様子はないし、なんの覚悟もなくて不安の方向性が自分ですか…。
若い人向けのネガティブを包み、赦し、赦される気になる遅く来た青春的な作品かな。
彼女の最後の選択とリアクションは結構好みだった。
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