浅草キッドのレビュー・感想・評価
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「ビートたけし」の芸名に込められた想いを感じる実話をもとにした素敵な映画です。
ビートたけしが、デビューするまでの実話をもとに作った映画です。
大泉洋と柳楽優弥の臨場感が溢れる演技力が凄いです!
幻の浅草芸人と呼ばれた「深見千三郎」を師匠として、「たけし」が学んでいく様子が繊細かつ丁寧に描かれていて、見どころが満載です!
深見師匠の人思いだけども、ぶっきらぼうな人柄が心にじんわりと来ますし、
まだまだ未熟な「たけし」に、芸人として大事なことを教えつつ見守っていく様には、心が動かされます。
とくに、深見師匠の
「笑われるんじゃねえぞ!笑わせるんだよ !」
というセリフは、芸人として、人としての誇りや美学を感じます。
途中、若さゆえか、たけしが不義理なことをやりますが、深見師匠は大きな器で受け止め、そして、そんな深見師匠のことを、たけしは誇りに思っていくのだと思います。
人は未熟がゆえにたくさん失敗をします。
でも、その失敗を糧に人は成長し、先人から受け継いできた大切なものを、さらに育んでいきます。
そんなとても大切なことを学ぶことができる素晴らしい映画です。
人間は皆芸人なのだ
笑福亭鶴瓶の番組「A-studio」に劇団ひとりが出てた。
本作「浅草キッド」について、北野武からは「好きにやっていいよ」と言われたなど、色々エピソードを語っていた。
北野武ことビートたけしについては今さら語ることでもないだろうが、正直深見千三郎については、テレビで観ることのなかった分、その人間性をほとんど知らない。
ただ、ビートたけしの芸風はやはり師匠譲りなんだと思うと、その人柄も自ずと見えてくるというものだと思う。
劇団ひとりの演出もそれなりに面白く、いわゆる芸人系の映画監督としては才能のある一人だと思う。
改めて思うに、別に芸人でなくとも、一人一人の人生とは、楽しくも儚い物語なのである。
浅草フランス座
浅草キッドというより、浅草フランス座というタイトルじゃないかというくらい、浅草フランス座中心のストーリー。
北野タケシがどうやって芸の道にのめり込んでいくのか、芸を教えてれた師匠との関わり、座頭市のタップダンスの謎などなど、ストーリーで判明します。
お笑いに関して熱い想いが伝わってきました。
深見千三郎師匠伝じゃねぇか
おそらく、ビートたけし本人のテレビに言えない話も反映しているのではないだろうかという描写もあるような。最ラストのヒロインのくだり、師匠のくだりなどは、なぜそこにたけしがいたのか、なぜ髪型がかわるのか、など、時空を飛び越えていてギミックがあると思う。その分、門倉麦さん役のモデルも気になる。
好きなシーンは、深見師匠が、居酒屋でビートたけしの漫才をテレビで映されて東京地元民にくらいつくシーン。地元民めちゃめちゃ演技下手だとおもったが、東京にいたことあるが、実際東京の人はめちゃめちゃ演技下手な感じの所作を現実ですることがある。ああなっても師匠を気遣っているのがまたリアル。本当に東京の人の感じを出すなら、あんな感じ間違い無いんだよね。師匠は役者だから、そりゃあの感じなんだよね。
ここ近年2、3年、邦画であれば5年から8年、ここまで面白い、見応えあるのはなかった。何がいいのか?題材がドキュメンタリーだからか?なら映画ももっとドキュメンタリーでたくさん他も撮って欲しい。すごい人は日本にたくさんいたよ、そしているよ。アホみたいなブロッコリーポスター映画では得られないものをNETFLIXで見ることができたと思う。とてもありがとう。劇団ひとり監督。また映画作ってほしい。
時代という言葉では遅すぎる
映画館で観たかったな〜
とても楽しい作品でした
粋なボケに嫌味のないツッコミ
芸人という玄人が昔は多くいたのでしょうね
今、芸は学校で習う時代
もう、その生徒達には師匠はいないのです
不思議な時代に居合わせたものです
深見千三郎さんを調べてみるととてつもない弟子達がいたのですね
師匠に学んだお弟子さん達の芸は本物です
それぞれが道は違えど基本は同じなのだと思います
客を楽しませる、ただそれだけなのだと思うのです
もう永遠に寅さんは不滅だしいまだに笑いを追求し続ける欽ちゃんも居ます
今から10年20年先はどうな芸人さんや芸が主流で人々はどんなことに笑うようになっているのでしょうか
楽しみではありますが今までの芸も消えてほしくないと願う限りです。
Netflixの偉大さ
とても素晴らしい作品でした。
変にひねってあるところもなくストーリーがシンプルでとても見やすい。
劇団ひとりのたけしへの、お笑いへの愛情が随所に感じられた。
そして大泉洋と柳楽優弥この2人をキャスティングした時点でこの作品の成功はほぼ決まっていたと行っても良いくらい2人の演技は素晴らしかった。
原作の浅草キッド愛読者は大泉洋のキャスティングに違和感を覚えた方が多かったと聞いたがこの演技を見れば納得するのではないだろうか。
映画館ではなくNetflixでこういう作品が見れるなんて時代は変わっていくんだなと感じさせてくれる作品だった。
柳楽優弥の演技だけでも観る価値はある
冒頭のたけしの登場で、あれ本人が出てるのか?と勘違いするくらい柳楽優弥への特殊メイクと話し方が似ていた。若い頃のたけしを演じる柳楽優弥もまた素晴らしい。彼の演技だけでこの映画は成功したと言える。
そしてあの浅草の町の再現。当時の浅草を知らないけど、あの時代、あの場所を見事に作り出していた。
話はなんとなくイメージしていたものなので特段大きな驚きはないが、弟子と師匠の物語としてちゃんと面白かった。
たけしの演技を指導したのが松村邦洋とは知っていたが、現在のたけしの声も演じていることをエンドロールで知って驚き、そして納得した。道理で本人が出てるのか?と勘違いするわけだ。
これが観たくて
この作品みたさにネトフリ初める
あ~
良かった~!そりゃ大画面、スクリーンで、劇場の音響で観たかったけども、
ちょっと見落とした箇所をまた見返せるのはいい
この作品だけでネトフリ料金はペイした気分だけど、あとは愛の不時着を観ようかな~
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