浅草キッドのレビュー・感想・評価
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脚本・演出に難あり
ナイツのラジオで話題になってたから観たけど、脚本・演出がひどくて元の話の良さが死にまくってた。
脚本、ひとりさんには荷が重いと思う。他の製作陣や出演者はこれでいいと思ってるんかな。
時系列をごちゃごちゃさせてるのも意図がわからんし、ただただ観づらいだけやった。
ちょいちょい口で言ってたことをわざわざ後から映像にしてたけど、どっちかでいいし。
どっかで見たような感じばっかりで、全編通して映画風って感じやった。
エピソードで泣ける部分も多くて、いくらでもいい映画に出来たやろうからもったいない。
悪い意味で、今の日本映画の象徴みたいな気がした。
泣き笑い感動
まず柳楽優弥がやるたけしが最高。これに尽きる。モノマネじゃなく柳楽優弥ではなく北野武青年そのものって感じが滲み出てて本当に感動した。これは劇団ひとりが演出に松村をつけていいバランスの部分を見出した彼の才能だと思う。全体のストーリーは淡々と描かれていてその中にも笑いやタップなど見せ場を作り飽きさせずに見せようと努力が感じ取れました。これは勝手な期待だけどたけし本人と最後に座頭市みたいにタップのショーとかがエンディングであったら嬉しかったなぁと思った。けどそれは欲張りか!
開始10分で柳楽優弥がビートたけしに見えた
開始10分で柳楽優弥の演技力の凄さに圧倒されました。
序盤はどこにでも居そうな若者が芸に魅せられ夢を追う楽しみを若者らしく描いた描写で観ているこちらまで頑張る事の大切さを教えて貰えたような気持ちになり。
中盤はフランス座を捨ててまで試してみたかった自分の力、それに反してもどかしい程の苦悩と師匠からの旅立ち。
終盤は人間愛の素晴らしさ。
大泉洋さんが作り出す師匠のキャラクターがあってこそ、そして柳楽優弥さんの表情と声のトーン一つでより観ている側が本当にお葬式のシーンでは自分が経験したような気持ちで悲しい気持ちになりました。
良い映画を見ました。
ありがとうございます。
柳楽さんも大泉さんも中島さんも最高に昭和の粋な男たちでした。エンタ...
柳楽さんも大泉さんも中島さんも最高に昭和の粋な男たちでした。エンターテイメントの在り方は時代と共に変わるけど昭和の時代に色濃くあった粋なやりとりはいつまでも在り続けてほしい。
笑いながら泣けてカッコ良くて、感極まれり。です
あんちゃん死んでもやめんじゃねぇぞ
浅草キッド、ビートたけしの人生を描いた映画。
私が物心ついた時にはビートたけしはおじいちゃんでなんか色々な方面で評価されている人だった。しかしこの映画を観てビートたけしにも、捨てたもの・拾えなかったものがあるんだなと感動した。
なかでも後半にかけての「芸」と「人間関係」の描き方は、繊細で本当に劇団ひとりはビートたけしが好きなんだなと感じた。
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その他徒然と
①ビートたけしと深見の関係をみて、憧れは人を変えると同時に、人を素直にさせると感じた。私もそのような経験がるのでなおさらそう思った。
②また改めて俳優は大変な職だと思った。特にビートたけしを演じた柳楽優弥はモノマネになりすぎない演技、そしてセリフにタップダンス本当に大変な役柄だったと思う。
③TVがもてはやされ徐々に演芸場が見放されていく、しかし師匠は舞台の生き方を貫き羽振りのよい生き様を魅せる。
これをみて個人的に現代にも通ずるものがあると感じた。パラダイムシフト、破壊的イノベーションどれをとっても資本主義に乗っ取り素晴らしい進歩をしてきた。しかしながら資本主義に飲まれた人の想いはどうなるのだろうか。人を想い作られたものが時代遅れだから、良いものができたからという理由で捨てられていい物だろうか?
果たしてパラダイムシフトに取り残されたものはゴミだろうか...
映画の中で深見が若きビートたけしにこんな声をかける
「芸人だったらいつでもボケろ」
私も想いのためにひたすら悩むしかないのかもしれない。
なんだバカヤロー
2021年12月7日
映画 #浅草キッド (2021年)鑑賞
#Netflix
#Filmarks さんの試写会
#ビートたけし 原作、#劇団ひとり 監督・脚本映画
たけしさん役の #柳楽優弥 さんがとても上手で、さすが役者と唸った
#大泉洋 さんとの掛け合いも本当のコメディアンのようでした
オススメの映画です
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