「あいつに観せたかった」浅草キッド エイさんの映画レビュー(感想・評価)
あいつに観せたかった
「元旦や 餅で押し出す 二年グソ」
オールナイトが始まったのが僕が大学1年だった81年、
毎週木曜深夜、テープに録ってその後の一週間、友人とテープを貸し借りしながら何回も復習して大爆笑。
僕にとって「殿」は特別な人、
同時代を生きることが出来たことが誇りだし嬉しい。
劇団ひとり監督のこの映画も僕には特別なものになりました。
すばらしい映画、
中でも柳楽優弥さんの演技は出色、若いときの「殿」にしか見えないのは、物まねではなく内から湧き出るものがあるからか。
まさに憑依。
この夏亡くなったアイツ、
学生時代に一緒にテープを聞いてたアイツ、
アイツに観せてやりたかった。
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