「素晴らしかった。」浅草キッド 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった。
「好き」と言うのは素晴らしい才能だと思う。
劇団ひとりのたけしへの好きが炸裂して、
素晴らしい脚本と演出が生まれて妥協のない最高の映画が
誕生したと思う。
知らなかった事ばかりで、
タップダンスが師匠との繋がりだったり、
漫才、テレビへ進む経緯だったり、
ドラマチックでとても感動しました。
僕的にはフランス座を救うためにテレビで戦う的一言が
あればなぁと思いました。
柳楽優弥さんもめちゃくちゃ良かった。
ボヘミアンラプソディのラミマレックのようだった。
初めこそ、武のものまねしてるなぁと感じて微笑ましかった
けど、話が進むにつれ、たけしの若い頃にしか見えなかった。
現在のたけしの背中なんてそのもののようだったし、
マジ歌でやってきた劇団ひとりの特殊メイクが
ここに繋がるのか!とゾワッとしました。
紛れもない傑作だと思います。
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