ボクたちはみんな大人になれなかったのレビュー・感想・評価
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犬キャラちゃんの(自己承認欲求的)女心
犬キャラちゃんがもー、心当たりありすぎてイタタタタ( ノД`) 絶妙なぶすっぷり、小太り感。
むげん堂で働いちゃってるし、スカートに絵描いちゃってるし、深いこと言ってるようで実はペラペラ。はーイタタタ。
男性目線ではいい思い出なのかなあ?初エッチの恥じらいかたとか可愛いなんて思っちゃったのかなあ。
こちらとしては、あの頃の彼氏ごめんなさい。「フツーだねぇ」は呪いの言葉になってしまうこともあるのね。
そんで彼氏に古着着させてね、クリエイティブと言えないこともない仕事に替えさせてね。
最後の突然「コイツもういいや」ってなった感じ、リアルだったな。はいはい、撤収!てね。
ひとつハテナなのは、犬キャラちゃんたちはオザケンにはいかないと思うけどなー。オーケン、らも、と来たらオザケンはむしろ敵なのでは?
何も無い。
観終わった感想としては「何も無い。」に尽きます。
特別な事件が起きる訳でも問題を解決していく訳でも無く、ただ日常を観ただけ。という感じ。
そう感じる内容なのに、全く飽きず、終わってほしく無いなぁ。と思いながらエンディングを迎えました。
今まで観た映画では感じれなかった観終わった後の不思議な感覚。映画の内容というより、映画を観ていた時の自分の心情を振り返るとゆう不思議な感覚になりました。
言語化するのは難しいんですが、それだけ演出にスキが無いんだと思います。
[普通]を否定したり肯定したり、誰かに影響を受けたり人に合わせられなかったり。
「そうなんだよなぁ」と思いながら、
何か起こってくれと願いながら何も起こらず、
「そうなんだよなぁ」と思いながら映画は終わっていって、
「大人になれなかったって事にしたいだけで、本当はもうちゃんと大人になってしまってるんじゃないかなぁ」と思ったりしているところです。
何も無いけど、それでも良いし、それで良い。
って事で良いのかなぁ。
なんというか、こういう感情に対して「良いんじゃない?」って言ってくれそうな映画です。
ものすっごく、ノスタルジーな気分へ
これぞ映画だ。
男なら誰もが思う、感じた場面が散りばめられている。
東京五輪に森山未來。タイムリーですなと思っているのも束の間、どんどんのめり込んでノスタルジーな世界へ。
いま、コロナ、自分、みんな。
エンドロールで涙が止まらなかった。
そんでなんか優しい気持ちになれました。
netflixさんありがとう。
キャバクラ一回分ね
森山未來は
まだ
20歳
演じられる凄さ‼︎
40歳も
30歳も
20歳も
全て肌感が違うー
ポカリの缶が懐かしい
色んなところが懐かしいー
元彼女が出てくるけど、かおり以外の元カノは別にいらなかったかなぁ
繋がりでいれたかったのだろうけど
佐藤に影響を与えたかおりとのシーンで映画の80%埋めて欲しかった笑
佐藤とかおりの会話
佐藤がかおりに影響受けている事が
よーくよーくわかる
かおりと七瀬と佐藤で構成した映画を観たい笑
ちょい役
奥野瑛太さん
良い役でした!
ネトフリではなく、出来れば劇場で✨
自分自身を振り返り、感傷にふける機会になった
46歳の男がある出会いを通して過去、そして自分自身を振り返っていく。
酸いも甘いも経験し、昔のようにはもう戻れないこともあるし、苦い経験というものが記憶に深く残ってしまうと思いがちだけど、何気ない日々の幸せもしっかりと覚えててその経験が今に生きているんだよなあと思わせてくれた。
そして、21(童貞っぷり)から46歳の男を違和感なく演じきった森山未來の表現力に驚いた。
感動ポルノならぬノスタルジーポルノ
見やすいし面白いです。観て損はしないし、良い映画だとは思う。
ただ、この映画は確かに感情は動かされるが、それは観た人各々が、これまで体験してきた過去を思い出して感傷的になっているだけだと思った。この映画を観たから得られた感情ではない。過去の恋愛とかをテーマにした良い歌を聞いた時に近いと思う。
最後まで観たところで映画として何か斬新なストーリーがあるわけでもないし、映画体験としてはどうなんだろう?
普通であるかどうかを判断基準にしたことがないので共感は出来なかった。自意識過剰というかなんというかモヤモヤした。
もっと若い時に観たら傑作だと思ったかもしれない。
役者の演技と初デートの時のファッションの雰囲気は素晴らしいと思った。
人生を振り返りるドラマ
誰にでも当てはまりそうな若き日々を振り返る。
今の時代から少しずつ過去にシーンが変わっていく。
そしてまた最後今に戻る。
90年代の渋谷系音楽や、ナイスクラップ全盛のラフォーレ原宿、WAVE、昔のデカいデスクトップパソコンとか懐かしい。また時代を写したラブホも。今もありそうな(笑)
度々映る公衆電話ボックス。好きな人と夜の長電話なんて当たり前でしたね。
40代の男子には色々と響くほのかに切ないミニシアター系映画でした。
1995年〜現在
今47歳の女性です。
現在の状況から遡るある男の話
私の率直な感想!
メリハリがない日々
それがテーマなんだと思うけど
それがどうした?って思ってしまった。
考えさせられるでもなく、感動もない。
たんたんと話が進む。
森山未來好きには良いのかも。
一言、そんな時代もあったね
大人の定義
今、目の前が暗闇だと生きていけないのが子供。
今、目の前が暗闇でも、過去に光を見たならば、ほんの細やかな光でもいい、その遠くに霞む光を頼りに生きられるのが大人。
辛いことも楽しいことも引っくるめた過去を肴に呑めるのは大人の証でしょう。
大人なんかなろうと思ってなるもんじゃなく、なっちまったって感じですよ。
You Tubeがなくても平気だし、Twitterやinstagramがなくても大丈夫だもん。
大人って実は凄いんだよ(笑)
大人に…
テレビ番組のテロップや再現CGを製作する会社で働く46歳の男の恋愛や仕事や友人との今までの話。
2020年新宿から始まり、2015年から大凡高校を卒業したぐらいの1995年までの出来事をみせていく。
今の主人公があるのは、こんな過去の積み重ねがあったからという意味合いでみせる程のエピソードが、現在のパートにある訳でもなく、ただ、ある一人の男の想い出話を淡々と過去へ過去へとさかのぼって行く展開という感じ。
クウキカン自体はまったり気味なんだけど、長い期間をみせるのもあってか、テンポが良過ぎるんじゃないかと言うほどに、どんどん進んで行くし、間や演技力のおかげかつまらなくはないのだけれど、終わってみたらふ~ん…で、何なんだろう?46歳の男なんて多くはこの程度の「大人」でしょう…という印象ぐらいしか残らなかった。
恐らくコロナ禍の深夜なんだろうけど、車も人も殆どいない新宿通りがちょっと寂しい。
昔の恋をグチグチ考えるという男の特殊能力発動
原作は読了済。
昔読んだ「ハイ・フィデリティ」という小説(後に映画にもなった)が好きだ。昔の彼女たちに会いに行って、自分のどこがダメだったのか教えてもらうって、男のダメなところが凝縮された物語だと思う。そう、男って昔の彼女たちを思い出し、あのときああしてたらどうなっていたかなとか、なんでダメになったのかななんてことをグチグチ考える特殊能力を持っている(一部の男だけかもしれないけど)。
本作はまさにそんな話。原作では当時のサブカルの話題がてんこ盛りだったが、映像化するとサブカルの描写は控えめ。でも、時代感を表現することへのこだわりは感じる。当時を生きた人たちはそれを楽しむ方法もある。サブカルに馴染みがあればなおさら。
なぜフラレたのか今一つハッキリしない(あれで?との思いがある)からこそやたらと引きずってしまうのかね。いや、若いときの情熱って若くないと持てないものだから余計に眩しく見えてしまうのかも。
自分とダブるところもあれば、こんなにウジウジしないよ!と思うところもある。情けないやつだなと思いながらも、なんか嫌いにはなれない。ちゃんと恋は終わらせないとダメだよな。
森山未来さんの一人舞台
ちょっとずつ時代が遡っていくストーリーで、楽しめました。
大島優子さん、ちょっとだけでしたね。
ビックリしたのが、伊藤さんのヌードでした。
よく映画出演は、観ていますがたぶん初めてじゃないですか?
2人の出会いは、素敵でした!
最後は、「大人になりたかった?」
森山未來が圧巻です!
森山未來が、21歳くらいから46歳までを違和感なく演じている。改めて彼の演技力の高さに脱帽です。
女性なら化粧などで変化をつけられるけれど、彼は衣装(若い時の冴えない感じ、でもあの頃いたよな的な。それから徐々に垢抜けていき、最後は目黒に住むお洒落な中年に。衣装さんも頑張ってました)や髪型、何より演技(若い頃はお宅っぽく自信なさげ、中盤は業界に染まりイケイケで会社に不満だらけ、後半は後輩思いやる上司)で、25年間をナチュラルに演じきっていた。
世代的にも仕事的にもシンパシーを感じ、時代設定や登場人物のキャラクターにも凄くアルアル!
携帯がない頃の、なんか切ない公衆電話のチャリンとお金が落ちる音、郵便ポスト開けるときのワクワク感を久しぶりに思い出した。今じゃ考えられないほど残業して、屋台のラーメンにかぶりつくとか、夜中のタクシーからみる都会の夜景とか、あの頃の友人や恋人諸々…。
世代や都会暮らしをしてこなかった方には共感薄いかもしれないし、派手なストーリー展開もないので、見る人によっては感じ方が違うかも。
最近の映画で現在を表現するときに、マスクをつけていたり街のコロナ禍の場面が出てきたりしても、取ってつけたような違和感があったのだけど、本作はすんなり受け入れられた。
いま自分に起きている事はいつも初めて。
僕よりも一周りチョイ若い世代の物語。酸いも甘いも知り尽くした大人から振り返ると、当時は人生かかる一大事だったことも、フツーでしかない。という真理は、みんな同じ。そして僕らの世代は寺山修司の「書を捨てよ町へ出よう」という映画を体験済みなのだ。11月5日から劇場公開。Netflix配信も同時とのこと。だが、一人モニターで眺めるのでなく、やはりスクリーンで観たい作品である。他の観客と共感しつつ観る作品だ。
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