「製作者の自己満足」1/8 ハチブンノイチ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
製作者の自己満足
孤島でのサバイバル番組の意外な真実を描く物語。
TVでのサバイバル番組だと思われていたのは、実は異星人が仕組んだもの。
絶滅寸前の人間を救いたいけど、全員は無理だから、サバイバルで生き延びた生命力の高い人間だけを救おうとする企み。
参加者は記憶を改ざんされていて、サバイバル番組だと思い込んでいるけど、二人だけ記憶の改ざんを免れていて・・・一人は妻を救うために奔走し、一人は全員殺して自分が生き残ろうとする。
映画に「意外性」は付き物だけど、製作者の自己満足にしか思えない設定。
その設定も、「無理やり」が強すぎて、失笑してしまう。
せめて、孤島サバイバルをしっかりと描けていれば許せるけど、ただ逃げ回るだけの描写では事前期待を裏切られた感情だけが残ってしまう。
申し訳ないが、「観る価値なし」と感じられた作品でした。
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