なんくるないさぁ劇場版 生きてるかぎり死なないさぁのレビュー・感想・評価
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気味悪いだけ
なんともローカル色が強いので仲田幸子さんのことも存じ上げず、本当の追悼映画と思って観ましたがナンセンス色の強い幽霊コメディでした。お元気とのことで良かったです。
夏場の沖縄で遺体を放置すればどうなるのか考えると笑っている場合じゃないでしょう、なんで警察に届けることが恥になるのかも理解不能。
プロット自体が落語のようなナンセンスコメディですから設定のいい加減さは致し方ないとしても、今時、下痢ネタや変顔で笑いをとるのは無理でしょう、演出にも疑問、そもそも笑いのツボが違うのか、まったく笑えませんでした。
クレジットでクラウドファンディングでの製作と知りました、地元の人にしてみればお宝映画なのでしょう、相済みません、具志堅さん・・。
何度観ても飽きない映画。2日で3回観ました(笑)
主演の仲田幸子さんを知らないわたしでも、劇中、そして桜坂劇場公開初日の賑わいで70年以上お笑い一筋、沖縄の人たちに親しまれてきた喜劇の女王であることを認識できました。
ストーリーも、音楽も、映画の中の登場人物たちと一緒にハラハラドキドキしながら、笑ったり泣かされたり。
藤木さんの具志堅さん(最強〜!)、空手の先生、耳の遠い清健さん、売れてないのにカッコつけしいなミュージシャン哲夫、厳しくもかわいいマネージャーますみ、まさえさん扮する幸子さんの幽霊などなど、とにかく個性豊かな俳優たちのオンパレード!
会場中あちこちから笑い声が聞こえくるのもなんだかうれしくて。驚いたのは沖縄の人は思ったことを口にすること。おうちでTV観てる感じなのでしょうか。老若男女が楽しめる作品です。
ラストに出演者みんなでカチャーシーを踊るシーンがあるのですが、この「なんくるないさぁ」という曲のノリが良くって歌詞が良くって、こちらまで踊り出したくなりました。
できればみんなで立ってカチャーシー踊りたかった!!
哲夫のその後も気になるので、続編、期待しています。
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