「木村拓哉劇場」マスカレード・ナイト まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
木村拓哉劇場
豪華な高級ホテルのカウントダウンパーティーという非日常な空間を舞台にしたミステリー。
前作「マスカレードホテル」に比べると、シンプルに一つの殺人事件の犯人を追い詰めていく物語であった点や、また同じホテル・同じ人物が主要キャラクターなのでまどろっこしい人物説明描写もなく見易かった印象。
とはいえ、相変わらず大袈裟な舞台設定や拘りの美術が浮いてしまう薄いストーリーと説得力の無さ、テレビドラマライクな演出、不必要なモブキャラへのクローズアップなど、全体的には今作も満足度は低め。
木村拓哉さんをいかにカッコ良く撮るかを最優先にしたような作品であり演出なので、ファンの方は楽しめるのかもしれませんが、全くファンではない私にはクドく映ってしまいました…。もう少しナチュラルにしてほしいけどこれも今作の魅力の一つなのかもしれませんね…。
気軽に映画を観たい時には良いかもですが、それにしては2時間超えの尺というアンマッチ。うーん…。
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