映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021のレビュー・感想・評価
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ある意味ドラえもん史上1駄リメイク
『ドラえもんのび太の宇宙小戦争2021』
小戦争(リトルウォーズ)のクオリティ上げちゃうもんだから普通にガッチガチの大戦争映画になってて、
家族連れのお父さんお母さん子供たちドン引き。。
ドルビーアトモスでリアルなミサイル爆発音の臨場感もブラックホークダウン並みで疑似戦争体験の、これぞトラウマ映画に(>_<)
しかも、しずかちゃんやスネ夫、子供たちまで戦闘に参加しなければならない、それが戦争!!ツラ~😭ってなったわ。
シャッター閉め忘れたから敵が侵入して来ちゃった所の子供向けの伏線シーンなどもカットカットカット✂️
逆にプラスのシーン大杉で展開激速でファスト映画かと思ったわよ。
なんでもクオリティUPが吉ではないのですね。。
撃墜王のび太ww
のび太の狙撃の腕が今回も凄くて笑いましたw
自分の乗っている戦車のイレギュラーな動きに対応しながら、敵に攻撃を命中させるとか、軍人でも難しいだろうに目を回しながらやり遂げたのび太の活躍シーンに爆笑してしまいましたw
あと今回はしずかちゃんも何気に凄かった。少しスネ夫の指南を受けただけでアレだけ戦車を動かせるのはのび太に次ぐ名狙撃手になれる器の持ち主ですね。
あと細かいところを言えばスモールライトを奪われた後に、「ガリバートンネル使えばすぐ元の大きさに戻れるだろw」とか思わなくもなかったんですが、まあその辺は映画特有の話の都合で使えないか、ドラえもんは自分の持っている道具を全部把握しきれてないのか、と解釈して観ました。
(大人になってから観ると「いや、そこは〇〇の道具を使えばすぐ解決するやろw」というツッコミをついしたくなってしまうけれど野暮かなw)
ドラえもんの道具を全て使える状態にすると話がすぐ終わってしまうから、現在修理中だったり、お金がかかり過ぎて1回しか使えなかったりするところが好きなので、その辺の描写はちょっと挟んで欲しかったかなとは思いますがまあしょうがないか。
このタイミング
2021年公開予定が2022年3月公開になったそうですが、このタイミングで観ると、今の現実の戦争を連想せずにはいられません。
思いのほかリアルな独裁政権や戦争描写で、個人的には子どもが戦いに身を投じる流れは複雑な印象になってしまいました。
それでもやはり、理不尽な独裁政権に抗う意志や友情は胸に迫りますし、スネ夫の描写も共感できます。
色々と考えさせられますが、クライマックスなどは、アニメならではのシュールな戦闘描写で楽しめました。
個人的には本当の新作を願う。
ドラえもんのファンではないが、昔の作品のリメイクのようなものをいつまで流すのか。
そろそろ、宇宙ネタや「新」ネタは控えてほしいな。
これまで長い間、多くのファンに愛された作品であるが故に、より惹きつけるような斬新な世界観を提供してほしい。
リメイクとして良かったけど・・・
ドラえもん映画としてかなり好きだった宇宙小戦争
昨今のリメイクはゲスト声優が棒読みだったりで微妙な感じになりがちでしたが
原作、旧作のどちらもよくアレンジしたストーリーになっていました。
地球でのシーンは迫力のシーンが多く、PCIAの戦艦 ジャイアン達 トラックという構図のリメイクは力関係をうまく表していたと思います。
また今作は地球でパピが捕まらないので登場シーンが多く、その後の演説に繋がるのもよかった
残念な点として
埋めておいたラジコン戦車から弱点がバレるはずなのに
時代的にあんなあからさまにアンテナがついてるラジコンなんてないので電磁パルスといういきなり科学的な方法で撃墜は正直台無し
地下組織本部の発見方法が雑
弱点の発見やわざと隙を作ったりするシーンをカットしたせいでドラコルルがあまり狡猾に見えず
最後に部下を思いやる優しい人になってしまった。
チームのび太の実力全開
リメイクとは知らずに観ました。
◉最高に感激したものは
海中で、しずかちゃんとスネ夫が元の大きさに戻るシーン。特にしずかちゃんは女神、いやあり得ぬほど素敵な巨神兵が誕生したようで、思わず、うわぁと声を出しそうになりました。何が起きているのか、私にはとっさに思いつかなかったです。
スモールライトの効力切れとはね。
◉バランス、バランスだ
ここ3、4年のドラえもんの中で、一番ワクワクしてストーリー展開を愉しめたと思います。作り手の方が一匹と「四人」の輪が心地良く在るように、バランスを考えてくれたと感じました。
ここまでドラえもんと一緒に、長くファンタジー世界を旅してきたのび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫の誰もが魅力的でした。ジャイアンの堪えに堪えた咆哮が素晴らしかったし、開発者スネ夫の技術力も発動した。
その理由の一つは、のび太にはちょっと悪いけれど、君一人が前面に出て泣き叫ばなかったからじゃないかと感じました。
のび太は世界がうまく回る半分の要素=優しさで、すべてを乗り越えてきた。でもいつも、自分の必死な願いしか目に入っていなかったように思います。この作品は仲間の涙や笑顔を、懸命に受け止めていた。
世界の後の半分は、厳しさだったり賢さだったり。
惜しい
後半の反撃シーンと、髭男のエンディングにグッときましたが、どうしても今回の絵が好きになれず、映画に入り込めませんでした。とくに、しずかちゃんの顔が気持ち悪くて。
映画のドラえもんは、TVアニメの絵と同じで良いと私は思うのですが…。
旧作が好きな昭和の方は、ちょっとがっかりすると思います。迫力はあります。パピの前髪も気になりすぎた。
良いリメイク!
宇宙小戦争は私の最も好きなドラ映画だ。冒険あり友情ありラッキーパンチあり、そして有能な悪役あり。自分の生まれる前に公開された映画であるにも関わらずとんでもなく好きな作品だ。武田鉄矢の劇中歌も良い。
そんな映画が新ドラでリメイクされると聞いて不安しかなかった。新ドラはとにかくキャラを使って観客を泣かせようとする悪癖がたまに出るからだ。宝島や新恐竜がそうだろう。予告編でも鼻を垂らしながらスネ夫にしがみつくのび太が出てきており、不安で仕方がなかった。
が、映画を観終わってその不安はさっぱり晴れた。心は晴れ渡り、とてもいい気分だ。
良かったところは何か。私はやはりドラ映画といえば冒険だと思う。ドラえもんの道具を使いながらも決して一筋縄ではいかないひと夏の冒険。宇宙小戦争はその塩梅が非常に良い。優勢とピンチがストレスにならない程度に畳みかける。爽快感とハラハラ感を入れ替わり体験することができる喜び。戦闘機戦も戦争アニメ顔負けのスピード感があり、リトルといえどもスターウォーズの名を関するにふさわしい、見事な戦いだった。
そしてそのジェットコースターのような展開を提供してくれるのは将軍ドラコルル。こいつを置いて宇宙小戦争は語れないだろう。有能な悪役として、情報戦から戦争指揮までなんでもこなすすごいやつである。ぜひ、劇場でねっとりとした策略と潔い軍人である将軍ドラコルルを堪能してほしい。パピとの交渉シーンや負けを認めるシーンとか、最高ですよ。
最高の映画
まずこれは間違いなくドラえもん映画史上最高傑作でるのは間違いない、というかこの映画以外自分は記憶が(以前見た時分は幼すぎたし古すぎて)ないので。ただかつて子供だった頃に観たときのワクワクを少し感じられた気もした。
しかしそれ以上に今の自分が心から楽しめたのが素晴らしいと思いましたね。
どちらかというと内容的には子供向けにしてはストーリーが重いなという気もしたけれど…。
途中なんだかガンダム映画でも見ているかのような錯覚を覚えたのは自分だけだろうか。
また、権力者が己が力を誇示するところなど今の世相を正に製作者側が意図した以上に反映しているところなどシンクロを感じます。
そして結局大事なところで静香ちゃんが一番しっかりしてて自立した態度取るところなどこれからの時代は女性が担って行くのだなと思わせるシーンも見えたのも世相の反映を思わせます。
個人的にはとても優れたエンタテインメント性を具えつつも、懐かしさよりもむしろ新しい発見や改めて心に刻むべきことの気づきなど得るものの大きな作品だったと思いました。
大満足の作品でした。なので3DのフルCGでもっと迫力を出せばよかったような気もしたけれど、そうするとホントにリアリティが増して子供向けの作品ではなくなってしまいそうなために敢えて製作者側は2Dにこだわったのかなとも思いました。
皆さんはどう思われたでしょうか?
またこの作品を見たのび太たちと同世代の小学生くらいの年の子たちがどう感じたのかも気になります。
安定した面白さ
凄く懐かしい。
昔見た時、牛乳風呂がすごく印象に残っていてw
自身が小さくなることで、プラモやフィギュアが実際のものと同等になる、っていうのは憧れたなぁ。
改めて見て、こう、子供心をくすぐるものが多いのは流石。
話も安定していて、それぞれの成長が見られるのは良い。
誰かのために、慣れていないこと、場所で何かをしようというのは勇気がいること。
色々と思い出させてくれる作品でした。
しかし、今作はこれまでに比べてのび太が地味かなw
世界中の人に観てほしい
奇跡的な偶然が重なって現在のロシアによるウクライナ侵攻を想起させる作品となっています。このタイミングでリリースされたのはもはや運命ではないか。この作品が世界中でブレイクすることで、世の中を変えることができるのではないかと期待させてくれる作品です。
丁寧な心情描写が素晴らしい
私は大山のぶ代さん版のドラえもん映画が好きなのですが、今作のリメイク版も原作のよさを引き継ぎながら、新しい展開も取り入れ、とても見ごたえがあります。原作漫画以上にキャラクターたちの心情が丁寧に描かれています。特にスネ夫が怖いから戦いたくないと言いながらも、パピとの交流により勇気づけられ大活躍する様子は、人間味があふれとてもかっこよかったです。小さな子どもから大人まで楽しめる作品に仕上がっていると思います。是非多くの人に観てもらいたいです。
子供の付き合いとはいえ、ドラえもん映画はやっぱいいですね‼️😄
85年公開時の作品は見ておらず、比較はできないのですが、自分の観てきたドラえもん映画の中ではトップクラスの作品ではないでしょうか。
反乱軍から地球に逃げてきたピリカ星の大統領パピをかくまったことから、のび太達は混乱に巻き込まれていく。
敵指令がなかなかの切れ者で、ドラえもん映画とはいえ、なかなかドキドキさせてくれました。
パピの自由軍と将軍の反乱軍との戦争であるわけですが、当然のように自由軍に加勢するドラえもん達。
友達を助けたいという気持ちは分かりますが、カッコいいことを言って、勢いで加勢する姿に若干戸惑いを覚える。
戦争に参加する事を、大して考えもせずOKしてしまう辺りはやっぱアニメだなと思っていたさなか、スネ夫だけは「放っておけばいいのに・・・。僕は怖いんだよ。」と、戦争に対する素直な気持ちが描かれていたのはとても良かったですね😄
ドラえもん作品ならではの、一人一人の力は小さくとも協力する事で次々とピンチを脱していく姿も心地よく、いい感動をいただきました✨
あえていうなら、スモールライトの件については・・・
時間切れあるのかよ❗とツッコミ入れたくはなりましたけど😅
いずれにしても、作品としてかなり完成度高いと感じました。
大人が観ても充分に楽しめますね😄
あと、オープニングでみんなで作っていた映画が、現実の特撮技術を用いて製作しているシーンが個人的にとても良かったです😄✨
映像、作画、演出どれも過去最高レベル
コロナの影響もあって、久しぶりの映画ドラえもんである今作。結論から言うと本当に素晴らしいリメイク作品でした。
まず映像、これは本当にもう過去最高レベルで迫力があり、特にプシアとの戦闘シーンやのび太たちが戦車で戦うシーンはもはや子どもアニメとは思えない手の込みようです。そしてそれを表現するだけの圧倒的な作画、気持ちいい所に流してくれる音楽等、アクション映画としてとても評価できる内容になっていると思います。
また演出や脚本も過去作の反省をしっかり受け継いでいる印象です。過去作の宇宙小戦争では前半早々にパピが退場するため、パピとの友情や、どうしてのび太たちがそこまでプリカの星に介入するのかという動機づけが不十分だったように思います。またスモールライトを使うシーンやしずかちゃんが巨大化するシーンなど、せっかくの見せ場が旧ドラでは淡々としすぎていた面がありました。今作ではこれらをしっかりとリメイクし、パピのお姉ちゃんを新たに登場させ、一つ一つのシーンを丁寧に迫力ある見せ方をすることで、ストーリとしての一貫性を持たせ、より一層面白くなっています。特に今作オリジナルシーンである、ジャイアンがのび太を逃がすシーンは、石ころぼうしという道具の特性を生かしためちゃくちゃ熱くなれるシーンでした!
残念な点をあげるとすれば、その石ころぼうしを今作は使ったことで、片付けラッカーの「効果がずっと続く薬なんてない」という伏線をカットせざるを得なかったところです。しかし逆に石ころぼうしを使ったことで、前述のような熱い展開にも出来たわけで、それを考えるとイーブンなように思います。
また前作の主題歌「少年期」を使ってほしかったという声であったり、パピのお姉ちゃんの見せ場が少なかったという意見がありますが、それらは今挙げたような演出をしていく上で切り捨てても仕方なかった部分だったのかなと思います。
以上総合すると、アクション映画としても非常に優秀な映画だったし、そして今の世界情勢と偶然に重なり合ったストーリーも相まって、大人こそとても楽しめる映画だったと感じました!
ほんやくこんにゃくの有効期限はありません
タイトルに2021なんて付けちゃったせいで東京オリンピック状態になっている本作。映画ドラえもんというのがどうも好きになれず、一昨年こそなかなか面白かったものの、やっぱりまだ期待できない。約1年半ぶりのドラえもん。せっかくなら映画館で見ようと思って行ったが、予想だにしない結果に。なんと、かなり面白かった!!
今回の特に良かったところと言えば、みんながそれぞれで活躍していたところ。特にスネ夫なんて、今までの綺麗事だらけの映画ドラえもんに一喝入れるような人間臭さでとてもいい味出していて、垣間見える友達思いなところや協力する姿勢にグッときた。パピ、ロコロコもドラえもんの世界にすっと馴染んでいて安定感もあり、キャラクターだけでもかなり見応えのある作品に仕上がっていた。最初ののび太には相変わらずイライラしましたけど笑
しかも、宇宙小戦争ということもあって映画館で見てよかったと思えるほどの迫力。エンドロールを見るとそこには「白組」の文字が。なるほどなぁ〜、納得です。私が映画ドラえもんが苦手な理由のひとつが、いつもと作画がガラリと変わるところなのだが、今回はテレビのドラえもんと何ら変わらなかったところも個人的には好印象。映像に関しても文句なしの出来栄えでした。
ストーリーは子どもにとっては少し難しい内容だったかもしれないけど、大人の視点で言えばかなり骨太で深みもあり非常に楽しめた。かすかべ防衛隊のような友情、オトナ帝国のような世を支配する人物、途中で音楽が流れ前へと突き進むシーンなど、なんだかクレヨンしんちゃんを見ている気分に。伏線回収も綺麗で、細かいネタも沢山。いい意味でドラえもんらしかぬ作りだけど、ドラえもんの魅力が存分に詰め込まれた作品。これだったら毎年見たいな〜。
序盤はドラえもんあるある展開で飽き飽き、ツッコミどころも各所で見られたり、あまりにも無茶な脚本があったりもしたけれど、香川照之の独裁者がクセになるわ、終わり方は美しいわで満足度高め。終いにはOfficial髭男dismのUniverseで最高の気分に。ドラえもんでここまで幸せになれるとは思っても見ませんでした。
この春、イチオシ映画です。1人でも友達、恋人、家族とでもぜひ劇場で。
大人も涙
旧作が好きで子供と二人で見に行きました。
旧作の良いところを残しつつ、ピピの演説など、効果的に改変を加えていたと思います。
ただ、主題歌は武田鉄矢の少年期には及ばなかったです。
名作を名作にしてしまった
映画が終わった瞬間、なんて面白いん!と隣の家族に思わず話しかけてしまったくらい。
キャラクターたちの造形、深みが骨太ストーリーの最強の補強材となっている。
レジスタンス側、クーデター軍側どちらも深みがあり、このストーリーを体温のあるものにしている。
今回は特にスネ夫の素直な感情の動きが大人になった我々に響く。
そう、これは怖いよ、絶対に怖い状況だよ、と。
アニメーションの気持ちよさも随所にあり、身体が小さくなりフルーツを口いっぱい頬張るシーン、しずかちゃんが戦車の中で窮屈そうに大きくなっていくシーン、素晴らしかった。
公開が1年伸び、リアルな世界で戦争が起こってしまっている状況とストーリーとのシンクロ性もあり、これは選ばれた傑作としか言いようないのではないか。
F先生の原作を2022年化したドラ映画屈指の名作と思う。
普遍的でストレートなメッセージが響く
子どもの頃にオリジナル版を観たかすかな記憶があり、所々覚えている場面や道具が登場し、懐かしく感じながら観賞。スモールライトで小さくなってお人形のお家に住み牛乳風呂に入る…当時憧れたなー。
また、奇しくも本作のテーマやメッセージが世界情勢と重なり、ストレートなメッセージが胸に響きます。人を思いやる心の大事さ、他人を知り理解し合うことで生まれる新しい友情や価値観の大切さ、そして自分にできることを精一杯頑張ることの難しさと大事さを感じることができました。
大人の私でも感動できる、さすがのドラえもんクオリティ!楽しかったです。
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