「考えさせられる内容」映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021 tamiさんの映画レビュー(感想・評価)
考えさせられる内容
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侵略する側が独裁政権のピシア(ロシア?)、侵略される側が自由の国ピリカ(アメリカ?)で、平和だったピリカの都市にピシアの戦車が走りミサイルが落とされ、街は廃墟のようになり、それはまさに今現実世界で起きているロシアのウクライナ侵略のようで、観ていて胸がつまるような、泣きたくなるような気持ちになりました。
静香ちゃんは女の子なのに勇敢に戦車に乗り戦います。
ウクライナの女性兵士のようです。
その様は将来、もし日本で戦争が起きてしまったら女性も戦地へ行くのが当然となるようで、何でも男女平等の現代ですが、徴収も男女平等になるのかもしれません。
スネ夫は闘うのが恐くて逃げ出しますが、途中で勇気を振り絞り戦争に参戦します。
私は子供と観に行きましたが、スネ夫は戦いに行ったけど、あのまま逃げても良かったと思うと伝えておきました。あとこの映画とは関係ありませんが白旗の少女の話もしました。
ロシアとウクライナの事がなければこの映画も一つのドンパチエンターテインメントと思って、気軽に観れていたと思いますが、本当に現実と重ねてしまい深く考えさせられました。
このお話の原作は戦争を知っている藤子不二雄先生なので、やはり先生は戦争の恐ろしさを伝えたかったんだと思います。
幼稚園ぐらいの子にはドンパチ激しいので刺激が強く恐いと思います。かと言って小学生以上の子には純粋なので戦争になったら勇敢に戦わないといけないと思わせてもいけないので、子供向けではないかもしれません。。大人が観て深く考える映画だと思います。
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