「安定のおもしろさ、満足感!」映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021 にんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0安定のおもしろさ、満足感!

2022年3月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

子供と鑑賞。
原作は私が小さい時に、見たと思う。
でも記憶は曖昧。
宇宙とはいえ戦争がテーマなので、自分が見たいというよりは子供のために行く感じで、最初はあまり乗り気ではなかった。

結論から言うとおもしろかった。
ドラえもんは毎回そうだが、子供向けでもあり、大人向けでもある。大人の自分もささるところがある。今回も映画を見て良かった、と思える安定の満足感があった。

特に印象深いのが、スネ夫としずかちゃんのシーン。ぶわっと自分の幼い頃見た記憶が蘇り、セリフは令和らしくなっていたが、あのシーンは現在。
このスネ夫は、子供が共感するかもしれないし、もしかしたら大人の自分を表現してるのかもしれない。

パピの声優さん、すごかった。
普段は優しい声のパピ、そしてあのシーンの、めちゃめちゃ通る、はっきりとした声がすごく印象的で、かっこいい…!とすごく好きになってしまった。

ビックライトやガリバートンネルやもしもボックスを使えば…と思ったが、故障で修理中なのかもしれないし。と。

こどもは、戦闘シーンが楽しかったらしい。
スカッとするそう。
宇宙が舞台ではあるが、地球でも起こりうる独裁者や市民の反乱など、子供にとって学ぶ機会にもなると思う。

犬のシーンのbgmは、自分には違和感があったが、子供には、かわいい音楽〜♪って楽しめていいのかも。

ゲスト声優さんは、あっ、ゲスト声優さんだなってわかるものの、自分はそんなに違和感なかったです。最後まで本編に集中できました。

すぐに世界に引き込まれて、時間が気にならなくなるくらいあっというまでした。
子供だけでなく、昔見た大人にも、おすすめです。

にん