燃えよドラゴン ディレクターズ・カットのレビュー・感想・評価
全14件を表示
今観ると粗さも目立つが、ブルース・リーはキレキレ。
不朽の名作・アクション映画の革命
Amazonプライムで見られることを知り、思わず視聴。
何度も見ているのですが、前回は・・・・10年以上前だったかと。
大体の展開は判っているのですが、やっぱり面白い&燃える。
大人な今感じたのですが、今まで直線的なアクション(格闘)シーンから、カンフー(功夫)という、一気に複雑なアクションを取り入れた本作品、ブルースリー本人は提唱者だから良いのですが、対峙する相手の方は理解・体得するのが相当大変だったろうなと想像します。あわせて、美しく、カッコ良く、判りやすく見せるための撮影やカット割りなども。
そして、アクションだけでなく「キメ顔」のスローモーションなどもやっぱり革新的なアイデアだったと感じます。
でも、ストーリーは久々に見ると、かなり雑な部分も^^;
アフロヘアーのウイリアムスの試合参加動機はほとんど意味不明だし 笑
格闘大会はその凄さがほぼ伝わらない・・・・
ウェルカムパーティーの相撲パフォーマンスは一体・・・・笑
香港版と米国版の合成バージョン
元々、米国版とそれに準じたインターナショナル版で世界的にワーナー配給で公開されている。
初公開時に私が観て、慣れ親しんだのも、そちらの最もシンプルな英語バージョン。
下記にあるような、ハンについての因果関係には特に言及しておらず、007の初作の“ドクター・ノオ”みたいなイメージになってた感じだった。
要するに「飛び道具を使わずカンフー(当時は空手映画と呼んでたが...)で闘うスパイ・アクション」的にみなしていたという事であった。
しかし、実はそれとは別にゴールデンハーベストによる広東語の香港公開バージョンが存在していた。
香港バージョンは、リー氏のキモ入りで、追加撮影により前半に高僧との会話シーンがあり、少林寺の裏切り者ハンについて触れており、クライマックスの鏡の間でのハンとの対決シーンにその高僧の教えの声が響くという関連性を持たせている。
ここから分かるように、実は“ハン”とは既に因縁のあった、訳ありな関係の相手であったということになり、これにより映画の印象もだいぶ変わってくる。
ただ「暗躍する悪のボスを倒す」痛快アクションというよりは、むしろ「少林寺の掟に背く者、そして肉親の敵でもある者を粛清する」、という目的が当初より課されての任務だった、という訳アリのお話しだったという事になるのであった。
このシーンを劇場公開版の米国版に追加したものが、ディレクターズカット版としてソフト発売されたものである。
更に、当時の香港版はタイトルバックが全く違っており、マカロニウエスタンなどに良くあるような、リー氏の写真を切り絵にしたようなのが動くような演出になっている事と、劇中のアンジェラ・マオ・インについて会話中で米国と香港版とで妹と姉と設定が違っている点が挙げられる。
一頃は、香港ではこのバージョンでビデオやDVDが発売、米国内での華僑向け専用ビデオも発売されていたが、現在は不明。
ついでに、香港リバイバル公開版ではまたタイトルバックが変更されており、こちらはリハーサルかアウトテイクの映像(動画)になっていた。
ブルース・リー初鑑賞
なるほど、後世に多大な影響は与えてそうですね
大変申し訳無いが…,
映画館ではまだ観たことがないから観よう
全14件を表示