「ティーン向けホラーコメディ。」ザ・スイッチ レントさんの映画レビュー(感想・評価)
ティーン向けホラーコメディ。
ビンス・ボーン演じる巨漢の殺人鬼とキャスリン・ニュートン演じる奥手の女子高生が入れ替わったらというただそれだけの出オチ作品。それ以上でもそれ以下でもない。観客の想像以上のことは全く起きない。
いわゆる入れ替わり物は過去に大林宣彦の「転校生」という名作をはじめ色々作られたけど、これはほんとどうしようもない。最初から最後まで全く面白くなりようがなかった。
この監督の過去作品を見たらまあ、納得かな。内容的にはティーン向けどころか子供向けと言いたいけど、中途半端にグロ描写はあるし、でもR15なのはちょっとびっくり。そこまでじゃないと思うけどな。
間違いなく今年観た映画の中ではワースト、配信で無料になったタイミングで観て正解だった。ちなみに同じく今年劇場鑑賞したアントマンもワーストだけどこれにもキャサリン・ニュートン出てるんだよねえ。まだ若い役者さんだから作品選びも自由にできないのかもしれないけど、出演作に恵まれてないなあ。とてもかわいらしい女優さんなので今後の作品に期待したい。
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