「オリジナル展開に若干の違和感」劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア コロネさんの映画レビュー(感想・評価)
オリジナル展開に若干の違和感
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原作既読勢です。IMAXで視聴。アスナ視点で物語が進行していき、学校でのゲーム友達であるミトと一緒にゲームプレイを進行させていっている。それはいいのですが、現実世界に帰れなくなった、ゲームオーバーすれば現実でも死ぬと言うことを知った直後の割に割と楽しそうに狩りをしているアスナに違和感を感じてしまいました。本来の現実世界に帰れず、宿屋に閉じこもり外部からの救出を待っていたものの、事態は収束しないどころかどんどん死んでいくプレイヤー達を見て現実世界への帰還の望みを失い、このまま閉じこもって腐るよりも全力を尽くした果てに死のうと自暴自棄な狩りを行い続けるという原作の流れの方が自然なのかなと。(一応後々繋がりましたが)ミトに関してはリソースの奪い合いを懸念してアスナを連れ回しているけど、ゲーム初心者のアスナを死ぬかもしれないフィールドに連れ回すのは危ないだろと。しかも守ると言っておきながら結局は逃げている。あの場面で逃げるのは恐ろしいし仕方のない行為だとは思いましたが、やはりやりきれない気持ちになりました。ミトを魅せるためにボス戦でのエギルの活躍なども省かれており、今回のオリジナルキャラ及び展開は果たして本当に必要だったのかなと首を傾げながら視聴していました。オリジナルキャラなので今作で死ぬのかなと思いきや普通に生き残ったのでミトは今後の展開次第かなと思いました。
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