劇場公開日 2021年2月19日

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「期待しすぎ?いや。ハズレでしょ?ただの。」藁にもすがる獣たち バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0期待しすぎ?いや。ハズレでしょ?ただの。

2021年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いまひとつ、、いや、ふたつ、、みっつ!
期待してたのなー。予定ひとつ変更して観た甲斐が全くなかった。
小説未読で鑑賞。原作ってこんななんだろか?なんだか、違う気するなぁ、ってか違って欲しい。切に。はい。

うーむ、この映画、詰め甘いんです。演出も脚本も。これ、何を描きたかったのでしょうか?
エンタメ?だったら何エンタメ?
謎解き?だったら何を解かせる?
メッセージ?それはラストのあれ?
なんだかなーです。

色々と前半はこちらを食いつかせてくれます。いろいろ散りばめてる感は、まぁ良しとして。なんだろな、ゴール前提の丁寧じゃない展開と、途中から結末読めちゃうので答え合わせ映像見せられてる気がしてくるのです。
それに、藁にもすがる程に切羽詰まっているのに、間抜けが、多すぎるんです。だから、より結果ありきの展開に見えて来ます。ちょっ、それポカすぎない?って。

ストーリーは、なるほどねー感はありますが、こんな展開の連べ打ちだから説得力ないのです。故に、原作はこうじゃないこと祈りたくなるのです。

章立て構成の題名、大体展開読めちゃうから止めればいいのに、、、とか、
エンドロールを観ると、え?それが描きたかったの?と、ガッカリに拍車がかかり何ともこじんまりとした作品だなーと。もっとどうにも料理できたはずです、韓国映画の力があれば。あーハラハラしたかった、怖がりたかった。とにかく感情を乱して欲しかったです。

力とお金と時間を抜いた韓国映画って感じですね。
作り手に失礼ですかね?
でも、期待外れは確か。残念賞です。

バリカタ