劇場公開日 2021年2月26日

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「☆☆☆★★★ ほんの少しだけの感想で。 いわゆるジェンダー物の話で...」ステージ・マザー 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5☆☆☆★★★ ほんの少しだけの感想で。 いわゆるジェンダー物の話で...

2024年3月9日
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☆☆☆★★★

ほんの少しだけの感想で。

いわゆるジェンダー物の話ですが、それ程深刻な内容では無かったのが救い。
ストーリー展開から何まで、観た人のほぼ全員が「こうなるんだろうなあ〜」…と思って観ていると、まさにその通りになる王道路線。

しかし、ジェンダー関連に於ける差別等は特に(多少は有るが)起こらず。経営難に陥ったBARの問題点等も、それ程では無く。1人1人の歌であったり、表現力のスキルは元々高い…って言う。
だけど、平日は全員がボロボロ。
何故だか週末になると一気にスキルが上がって大成功、、、って。
それ、ただ単に観客が少ないとやる気が無いだけだろ、、、みたいな^^;

それだけに、映画全体に深みと言ったモノはあまり感じられ無いところは否めないか…と。
それでも、観た人の多くは「やっぱり楽しかったね〜」…と、思えるだけの作品では有ったと思います。

観ていても、人生に於いて〝 徳 〟になるモノは全く無いながらも。確実に、体内に溜まったストレス等のガス抜きをしてくれる事、間違いなし…と言ったところでしようか。
但し、映画にある程度の芸術性であったり。1つ1つのショットに於いて、完璧を求めるがゆえに、作家論をぶち上げ。何がしかの意味付けをしたがる人には、返って自分のストレスを溜める作品だとは思うので、ご了承下さい…としか。

それにしても、オーレン・イシイも変わり果てましたなあ〜(´-`)シミジミ
ほぼ最後まで誰だか分からなかったっス💦エンドクレジットで「嗚呼!そうか」…と。

※ 思えば、第1作目の『チャーリーズ・エンジェル』のオーディションを、工藤夕貴が受けていたのなら。
その後の工藤夕貴とルーシー・リューの人生はどうなっていたのか?…等と、考えると感慨深いものが。
まあ〜!それ程は変わらないのでしょうが。

マザーが仲良くなるホテル従業員が、最初に登場した瞬間「え?ジェリー・オーバック?」と思ってしまった。
かなり似ていたから本物か?とびっくりしてしまった。
あの世から蘇ったのか?…と。
鑑賞後にYouTubeで、彼の歌う♬ Try To Remember♬を直ぐに検索。
よく見るとちょっと違う。そりやそうだろ別人なんだから(´・ω・`)

2021年3月4日 TOHOシネマズ/シャンテシネ1

※ 当時、アジア人枠のハリウッドでの、役の在り方等で疑問を持つていた工藤夕貴は。『チャーリーズ・エンジェル』のオーディションを受けるのを断った経緯が有った。

工藤夕貴が『ミステリー・トレイン』で注目され、度々ハリウッド作品に出演。
『ヒマラヤ杉に降る雪』で大成功をしたのが1999年。

一方のルーシー・リューも、工藤夕貴と同じ時期からアメリカのテレビドラマ等で脇役として出演。
2人は度々オーディションで役の取り合いになっていたのでは?と思える。

〓 この頃から工藤夕貴は、ハリウッドでのアジア人俳優の扱いに疑問を持ち始めていた…と、過去にインタビューで答えている。
(その後、父、井沢八郎の病気の為に日本へ帰国)

当初は工藤夕貴の方が先に注目を浴びる存在だったのだと思うが。ルーシー・リューも次第に『チャーリーズ・エンジェル』で成功し。その後の『キル・ビル』で大ブレイクしたのはご存知の通り。

〓 あの〝 ケン・ワタナベ 〟でさえ…ですからねえ〜!

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松井の天井直撃ホームラン