「絶妙な距離感で創られた映画」ステージ・マザー おっちょさんの映画レビュー(感想・評価)
絶妙な距離感で創られた映画
ゲイバーとLGBTの映画だが
あらすじから想像できる
ありがちで、テンポを削ぐ争い事や
思想感の押し付けは
極力抑えてあり
とても見やすい作品だった
具体的には
ゲイに対する偏見と親子断絶
自分を表現する大切さの押し付け
ドラッグに対する主人公の嫌悪感
旧来メンバーと新オーナーとの確執
等々だろうか(他にもあるけど)
そのどれもが
時間の配分も
展開の起伏も
程よい加減で進んでいく
突っ込みすぎず
掘り下げすぎず
それでいてストーリーラインでは無用すぎず
絶妙な距離感が見ていて気持ちがいい
多少ご都合主義ではあるけど
度を超えておらず
一人で見るには丁度いい映画です
コメントする