「少し取り留めなく感じました。」ウクライナ・クライシス よしさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5少し取り留めなく感じました。

2021年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ウクライナ紛争に参加した義勇兵たちの悲劇を描いた物語。

ウクライナが、政府軍と親ロシアの反政府軍に分かれて内戦を繰り広げたウクライナ戦争を、一小隊を中心に描きます。

全体として地味。淡々と内戦の現場を描いた印象です。戦闘シーンは限定的。むしろ、兵士や市民たちの日常、兵士と親ロシア市民との交流等を活写し、人間ドラマとして描かれています。
ウクライナ側からのプロパガンダ色が強い映画と警戒しての鑑賞でしたが、それ程強いものではなかったことは好感を持ちました。

ただ、逆に取り留めのない印象を持ちました。相手を悪逆非道に描く必要はありませんが、上映時間には制限があるのですから、政府軍側からの視点だけでも良かったように思えます。

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よし