「「やっときゃ良かったですか?」」浜の朝日の嘘つきどもと bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
「やっときゃ良かったですか?」
ヤバい。田中茉莉子を看取るシーンがギャグにしか見えへん。大久保佳代子で、このシリアスシーンはあかんやろ。高畑充希ちゃんの、超熱演も中途半端に笑いそうになる。ヤベー!と思ってたら。「やればよかった」ですか?クソ。結局は笑い取りやがったw
タナダユキさんは結構好きな監督さんです。「ロマンスドール」とか最高でした。よって期待値髙目で鑑賞開始。でも少し腰が痛いw
しかし充希ちゃん。ちゃんとJKに見えます。コスプレ感無しってのは凄い。大久保佳代子、あなた若い男を部屋に連れ込むタマには見えねーぞ。この2人の絡みが楽しいです。
と言うか。
高畑充希の男言葉がツボ。高校時代の、あの内向的な子が、どこでどんだけ鍛えられたら、こうなるんですか?って突っ込みたくはなるけれど。
映画愛物語り、最近多いです。イヤ、またかよ?ってのは、正直あります。柳家喬太郎さんって噺家の方ですよね。ここが今ひとつ乗り切れん要素になってしまって気持ちが入らない冒頭部。
コレがコレがコレが。
女子2人の物語り。充希ちゃんが、根暗な映画バカに成り下がる回想パートで逆転かまされます。いつもの様に「映画愛物語りには評価が甘くなるの法則」、いつの間にか大発動ですよ。
ちょっとだけ涙が滲むと、その後は涙腺ユルユルになってしまう映画って、あるじゃないですか。「ニュー・シネマ・パラダイス」が、その代表みたいなもんですが。レベル違いじゃありますが、その類いのヤツでした。
1450ナリ。のどんでん返しは想定の範囲内ながら、一旦ユルユルになってますから。涙腺が。普通にやられました。
なんと言っても。
一応、バオ君に聞いときたいんだけどね。
「やっときゃ良かったですか?」
ローカル映画、頑張れ!
と言うか。
広島ローカルも、頑張って!
良かった。普通に。