機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション　虚空の戦場 HDリマスターのレビュー・感想・評価

2024年5月22日
映画 #機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター(2023年)鑑賞

全48話に新作カットを追加して再構成した特別総集編3部作の第1弾

やっぱり西川貴教

『機動戦士ガンダムSEED』と続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は全話リアルタイムで観ていました。ファースト以来ハマったガンダムシリーズとして良い印象を持っています。

新作の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開を前に本作が地上波放送されたので録画して観ました。当時からモビルスーツのデザインは好きだった半面、キャラクターデザインには抵抗があったのですが、久々に観た今回もやはり同じ印象で、しかも最近のクオリティーの高いアニメ作品を見慣れているせいか、作画が稚拙に感じました。当時は作画も素晴らしいと思っていた記憶だったのに、技術の進歩はスゴイと感じます。

総集編と言えどかなり端折ってある感じですが、もともとファーストガンダムにインスパイアされた作品と自分の中で位置付けしているだけにSEEDを思い出すと同時にファーストも思い出し2重で懐かしい気持ちになりました。
ファーストのガンダムとフリーダム、ニュータイプとコーディネーター、ホワイトベース（木馬）とアークエンジェル（足つき）、シャアとクルーゼ、大気圏突入シーンなどシンクロしてファーストも再度観たくなりました。

SEED単体も大筋では覚えていたものの、シャワーシーンがこんなに多かったっけとか、フレイのあざとさやマリューさんのお胸の揺れ具合とか、キラが覚醒する時の宝石が砕けるような演出好きだったなあとか細かい部分を思い出すことができました。

新作『FREEDOM』を観るにはやはりせめて総集編は全作見直さないとしんどいかもと気付かされました。さてどうしたものでしょう。。。

SEEDは　すんごく好き。

キラへの感情移入度はアムロレイ以上。

変形するモビルスーツなんて、なきゃないほうが良い。
変形しないほうが、きっと制作側も消費者側もメリットだらけ。
消費者の意見としては、変形するプラモを組み立てたりするのは大変だから。

なぜ戦争するのかが納得できる設定と、キャラクターの魅力。
それが本作の良さ。

近未来のような世界なのに、今とリンクしているように感じた。

TVシリーズ未見。
来年公開の新作のために総集編でSEEDシリーズを追うことにした。
HDリマスターという触れ込みだけど、元のSDサイズを上下カットした所謂「貧乏ビスタ」なので、トレス線など滲みがありHDクオリティとはいい難い。
今時のガンダムに見慣れていると作画もいいとはいえず、声優の演技も拙い面が目立つ。

ストーリーはファーストを踏襲したような流れだけど、やたらメロドラマ色が強くて面食らった。
総集編であることも相まってジェットコースターのような展開に頭がクラクラした。
この『虚空の戦場』は1話から21話までを94分にまとめているため、エピソードの繋ぎも粗い印象。
もうちょい尺取っても良かったんじゃなかろうか。
あとなんでOPないの？
総じて総集編としてはあまりいい出来ではないという評価。

本当に4K?モヤのかかったような画で残念。

この作品は、SEED放送当時にTVで放送された総集編三部作を
2019年にリマスターし劇場公開されたものである

TV放送当時もリマスターされた19年の時も観ているのだけど

やっぱ総集編としてはちょっと不満の多い出来なんだよな(笑)

ＨＤリマスターでほぼ作り直しされたＴＶシリーズ全話とは違い
19年当時の新たな新規カットやリテイクカットは一切ないので
シリーズのファンといえども星は少なめ

まあ、当時の放送素材そのまんまという意味ではちょっと貴重かもしれないけど
（今となってみるとどのキャラもものすごく顔も声も幼い）

来年ついに公開される劇場版ガンダムSEED　FREEDOMまでの数か月で
SEED/DESTINYのTVシリーズをすべておさらいするには
今回の連続上映はとてもうれしいし、気分を盛り上げるのにもちょうどいい

内容は第1話から第21話まで
物語の区切りという意味では悪くないのだけど、
やっぱストーリー追ってるだけに感じちゃうのがつらい

リマスターしても古くささ否めないし、ファーストっぽいストーリー改めて実感。でも面白い次も観ちゃおう。

今年148本目。

西川貴教格好良過ぎる。梶浦由紀さんのデビューバンドsee-sawの曲がどこかで流れます。彼女はJ-POPのガールズバンドとしてデビューして当時はドトールで歌詞を書いていたそうです。喫茶店とかでパソコン開いて仕事している人いいなあと思います。そんな事が今月買った梶浦由紀さんの全曲詩集「空色の椅子」に載ってました。

最初の方が作画崩壊していて、徐々にまともになっていったのが、総集編だとわかる。
オリジナルのガンダムをなぞろうとしているが、フレイがアレなんで、だいぶ印象がw
うん、ハロうるさい。しかし、当時はしゃべるハロのおもちゃを買った記憶。