ダニエルのレビュー・感想・評価
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Gothic Thriller
The Elijah Wood-produced schizophrenic thriller Daniel Isn't Real isn't a fantastic film, but it is a nice performance vehicle and goth mini movie that plays as a high profile PBS or BBC weekday thriller special. Colorfully conveyed, it goes in and out of the weird zone with its CGI manipulated faces. Not as brilliant as Mandy but in that direction. The Arnold's son has a supporting role.
二世タレントを舐めていたらえらい目に遭う
子供の頃のイマジナリーフレンドが、大学生になった主人公の前に成長した姿で現れるという、考えたらなかなか見たことのなかったパターンのサイコスリラー。さまざまな仕掛けや工夫がめぐらされていて非常に楽しめたのだが、特に収穫だったのが主演のマイルズ・ロビンスとパトリック・シュワルツネッガー。マイルズはティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子で、パトリックはかのアーノルド・シュワルツェネッガーを父に持つ。役者としてはまだ知名度の低い二世タレントが2人もそろっていることで、つい親の七光りにあやかったキャスティングだろうと偏見を持ってしまっていた。いやはや、どちらも素晴らしい演者であり、パトリック・シュワルツネッガーよりグラムで悪魔的なキャラクターを上手くやれる役者が誰かいるだろうかと思ってしまうくらいのはまり役。そしてふたりの間に挟まるのが『アメリカン・ハニー』のサッシャ・レイン! もはや才能に満ちた若手の見本市状態なので、次世代スターを青田買いしたい人は必見かと。
二世俳優二本立て(笑)
日本語がメチャ上手いマイルズ・ロビンス(ティム・ロビンス&スーザン・サランドン)と、シュワちゃんの息子パトリック・シュワルツェネッガー共演のオカルト作品です。
両親の不仲や、銃乱射事件のトラウマから イマジェネリーフレンドのダニエルを生み出し、辛いことから逃避してるかと思いきや、早々から暴走機関車ダニエルが出発進行〜ポッポーッ!「これ、空想の友達ちゃうやろ」となります(笑)。
ちょっとね、ルークが謎を解いていくシーンなんかは「ヒラメキ過ぎだろ」って気もしますし…ルークがダニエルに閉じ込められたドールハウス(ダニエルの内側)にジョン?も居て…んん??
ちょっと謎な感じもありました。
元々シュワちゃんの芝居とか好きじゃないんで、そんな“色眼鏡”で悪魔パトリックを見てましたが……。
マイルズも、頑張って欲しいですねー。
って言うか、ルークのお母さん…メアリー・スチュアート・マスターソン?!?!
何だか久し振りに見ました!
「Benny&Joon」好きでした♡
(My theatre plus)
イマジナリー?ドッペルゲンガー?
先程「真夜中乙女戦争」って映画のレビューをまとまりなく、徒然なるままに書いてて、「あ、そういえば前日これ観てたな。」と思い出して、今のレビューに至ります。まぁ、それぐらいのテンションの感想という事ですね。w
本作はレンタルDVDで視聴しました。シュワちゃんの息子が出てるという事で、劇場公開前から知っていたのですが、タイミング合わず行きそびれてしまいました。
内容としては、まあイマジナリーフレンドもの?ドッペルゲンガーもの?になりますかね。
というのも、最終的にダニエルが何だったのかって種明かしみたいな話をされた気がするんですけど、あんまりよく分からなかったんですよね。その種明かしが別に主人公にとって特別重要なテーマになるって事でもないですし。イマジナリーフレンド、自分のダークサイドってだけでも、十分乗り越えられる存在として成立してるんで、まあ合っても無くても。
とは言ったものの、普通に面白い映画ではありましたかね。主人公が精神的に滅入っていくトリップ感も勿論いいんですが、個人的にはやはりマッチョカンニングですね。シュワちゃんほどじゃないにしろ、もう少し筋肉あってくれたらと思わないでもなかったですが、あんなバカな事を真面目にやってるのが、個人的に好感が持てましたね。
熱狂的に好きってことはないですけど、それなりに楽しい作品でしたね。「真夜中乙女戦争」と違って分かりやすいし、笑える所があるってのが、個人的な高評価ポイントですね。それでも、3.5はあげ過ぎかと思って3ですがね。
くだらなー
狂気を演じるにはこの二人の七光り俳優は役者不足すぎる。まあその前に話がくだらなすぎ。オカルトをやりたいのか、精神世界を描きたいのか、ただの大きい音で人を驚かせたいのか、どれ一つ成功してない。何だそのビローンてかわの伸びた顔。あとヒロインの女の子ぜんぜん「いい女」じゃない。絵も下手すぎる。何一ついいことろのない映画でした。
おお、コレは良作。シュワちゃんの息子目当てで観たのだけど、どんどん...
おお、コレは良作。シュワちゃんの息子目当てで観たのだけど、どんどん思ってたのと違う展開で、バランスよくて面白かった。この監督こそ病んでたんじゃなかろうか。
シュワ息子、ドS感がとてもいいね!
一緒に遊ぶ?
心の闇に支配させるべき or 心の闇なんて消えろ。脳内小宇宙、あるいは心の中に閉じ込めた葛藤。この生きにくい世の中を生きる術、対峙する手段として武器にも障害にもなりえる心の闇=病み。それはまるで写真や絵画、アートなど自己表現のように自分と現実をつなぐ架け橋となる表裏一体。
そして自分もやがてそうなってしまうのではないか、つまり喰われ飲み込まれ自分を見失い周囲を傷つける、甚大な被害を出すのではないかという恐怖(ex. 身内やシリアルキラー展?)。それが例えば、作中では他者から伝染する人格としての描き方。前例にならった凶行。
大人になってもイマジナリーフレンドがいたら?本作を、作品を形作る要素だけ取り上げて『ファイト・クラブ』や『シークレットウィンドウ』等と比べるのは簡単だろうけど、本作のそれは目先のドンデン返し的エンタメな使われ方ではなくて、キャッチーさもかなぐり捨ててもっとそうした題材に真摯に向き合っている印象。
《血統》前例。すごい二世俳優対決などとマスコミ的視点は見ている内にすぐ忘れてしまうような、主役2人がいい。ルーク役マイルズ・ロビンズのなりきった熱演に、彼を追い込むタイトルロールなパトリック・シュワルツェネッガーのノリノリな表情豊かさ。オーラが違う。にしてもなんだろうマイルズ・ロビンズのあのめちゃくちゃ親近感覚える顔。知り合いにそっくりな人いるのではないかと思うレベル。あと、あの髪型いい。
No more Daniel.
メイン2人はかっこよかった
前半と後半で別のジャンルの映画を観てるみたい。
子供の頃、自分にだけ見えていたイマジナリーフレンドを封印した。青年になった主人公の前にまた現れるが、徐々にすれ違う。自分を必要としなくなったのを許さないイマジナリーフレンドと、それを消したい主人公。精神的な話かと思いきや…。
サイコサスペンスみたいな感じなのかと思って見てたら、悪魔?
主役2人が良かったです。
大人になった主人公とダニエルがいたずらっ子のような表情でふざけ合うシーンは見ていてとても楽しかったです。主人公の行く先々に後ろからついて行くダニエルの服装がキマっているのもかっこよくて素敵でした。
子どもっぽかったり猟奇的だったり主役2人の表情や演技がとても良くて好きだと思いました。
物語後半からはなんだかB級ホラーちっくになっていきます。怪物の造形が作り物っぽくて私には少し安っぽく感じてしまいました…ストーリーも後半は分かりずらくて微妙かなぁ……
ヘリディタリー好きにはオススメ!
前半と後半でまるで違う映画を見せられているようで楽しいしお得感がある。
サイコパスと思いきや悪霊退散もの?って感じが良い。ヘリディタリーを見たときのような新鮮な感覚になった。
編集や音楽の使い方が上手くてオシャレな感じ。この手のサスペンス・ホラー映画の中では一級品。
ダニエルがヒロインを追い詰めていくシーンはターミネーターのお父さんに一瞬見えて笑えた。
Daniel isn't real
自分の心の片割れだと思ってたら、自分の体を乗っ取って欲望のまま勝手する。悪魔祓いは無力で、ドールハウスに閉じ込められたら、犯した殺人の武器がショーケースに展示されているのは笑ってしまうくらいお洒落だ。
其処を突き抜けたら地獄だなんて言って、現実世界だ。無差別殺人を目にした幼い衝撃の心に憑依した悪魔とチャンバラしても、結局自分を殺すしか結末はない。
イロイロビミョー
主人公が眠くなるシーンは私も眠くなり…ガラスの割れる音などの効果音で目が覚める。
子供の頃の空想の友達からの〜統合失調症?解離性なんちゃら(多重人格)?と思っていたらオカルトチックな要素が加わり…しかし、オカルト要素は演出なのかなと思いました。人格の入れ替わりに対する演出。
だんだん、ぐたぐたになってきて何処に着地点を持っていくのかと思っていたら…後味悪い結果に。もう少し捻って欲しかったかな。
途中からB級感があふれて出してきましたが、ダニエルの存在感が強くて中和されました。
シュワちゃんの息子なのね、知らなかった。
役者の名前は頭に全く入らないので…
役者(少々ネタバレあり。)
スター俳優の二世という事と、予告で興味を惹かれ鑑賞。
とにかく、二人の演技が凄い。共演ならぬ、狂演。マイルズの演技の振り幅、見た目はルークだけど、ダニエルと錯覚させるほどの表現。パトリックはダニエルの狂気を見事に演じきっていた。
内容はなんだろう…。ジャンル分けするが難しい内容だった。悪魔ですか?悪魔ですよね?あれ。
急にチープなホラー映画に感じてしまって。もったいないな。
イマジナリーフレンドっていう人間の深い部分から切り込んでいるのに、第三者というか、完全に他者的要素の悪魔が登場することで、イマジナリーフレンドではなくなってるような気がする。
いや、待てよ。そもそもイマジナリーフレンドって何?自分が生み出したものと思ってたけど、そうじゃないの?
なんにせよ、観た後あれこれ考えさせられてしまってる時点で製作陣の思惑通りだったりするのかも。
ラストのダニエルの存在を見る限り、誰も救いようのない映画なので、暗いのが苦手な方や少々グロい描写が苦手な方は避けた方が良いかも。そうじゃない方は、役者はこれから非常に期待できるので、一見の価値はあるかもです。
この作品に怒りを覚えます
よくもまぁこの脚本にOKだしましたな。
それに、この作品の日本の配給会社良く買いましたな。
エンタメだから、映画だから、とかでは片付けたくない本作の設定。
同じ症状で苦しんでいる、悩んでいる方がいるであろうに、それが原因と思わせかつ、まるで悪魔退治のごとく内面の葛藤を描くという暴挙。その症状の人をパロディにしてるんじゃないか?ってくらいに。
写真の才能を捨てるのか?
みたいな一芸に秀でる傾向もネタにすりあたり含め
ふざけるな!です。
よくもまぁ、こんな話を作ったもんだと感心します。
ま、五億歩譲って良しとしたとしても、本作の展開の稚拙なこと。前半のなんでこーなっちゃうの?ってとこまでは良い。なかなかよい。しかし、どんどん安易な展開、びっくり地獄仮面でてくるし、中途半端なホラー演出とか。つまらないのです。
で、なんなんですかねラスト。
とりようによっては同症状の方々の希望を消し去ってますよ。
とにかく、本作を映画として作ろうとした人、上映しようとした人を軽蔑しますね。
もっと違う作り方できただろうに。
前半はちょっとしたサイコサスペンス、後半はガチホラー
空想上の友達であるダニエルを持つルーク。ルークは幼いころにダニエルを封印したが、大学生になったルークはダニエルを開放してしまう。はじめの方こそルークはダニエルのアドバイスを受け入れながらうまくやっていたが、次第にルークはダニエルに反発するようになって…という話。
サイコにあるような二重人格者のサイコサスペンスかとおもいきや、途中からはエクソシストを彷彿とさせるホラーへと変容する。しかし、ダニエルは徹底的に悪として描かれ、ルークは弱者から段々と成長してダニエルを消し去ろうとする点はどちらでも変わらない。
だからテーマは一貫していて良いとも言えるし、前半と後半で話が全く違うと残念に思うこともできる。特にサイコサスペンスを求めてこれを観た人は残念がるのではないか。私はデビルクエストみたいで楽しんだが。
イケメンJr.ズを見るための…
イケメンJr.スターを観るための作品。
…もう、イイじゃないですか。それだけで。
主人公が成長すると髪の色が変わっていたり(黒く染めたのか?)、
学生サンらがイヤに老けて見えたり(まぁ洋画には多いケースかな?)
乗っ取られるシーンがグロかったり(綺麗な顔がぐちゃぐちゃになるのを楽しみたいの?)
ダニエルの暴れる意味が一切わからなくても(意味なく人を殺傷したら追い詰められるのは自分の身体だろ)
医師殺した時点で、「こりゃルークが自分の命とともにダニエルを終わらす感じか」と終局が読めたとしても、
色々あっても…(怒)
ロビンスJr.の喜怒哀楽乗っ取られ演技表情、シュワJr.の優れた悪役ぶりとかが見られたから、まぁイイじゃないですか! そういうことにしよう!
…と、自分を納得させないとイライラが収まらないかな!
最終決戦があっさりしすぎ?
キャストからいうと、見た目はBLものっぽかったし、予告や宣伝ポスターから『ジョジョ・ラビット』『ボビーとディンガン』や『私をくいとめて』みたいな「イマジナリー・フレンド」ものかと思いきや!
まさかのエクソシストものでした。
『クワイエット・フレンド:見えない、ともだち』とかの方面。
スリラーってより、悪魔との対決系ホラーと言った方がしっくりくる。
悪魔ダニエルによる、ルークとの融合や、ルークの肉体乗っ取りのシーンが楽しかった。
ただ、最終決戦があまりにあっさりしていて、こんなもんでいいのか?と物足りなさを感じました。
あと一捻り、ワンアクションあればな、と。
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