ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価
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"よく理解出来なかった…"な映画
昨年2021年の邦画No.1に推せるほど、この作品を楽しんだか?…全然ダメでした(笑)
上映時間3時間は多少長くは感じましたが、思っていたほど苦ではありませんでした。それは多分、物語自体は分かりやすいストーリーだったからだと思います。あと、多少サスペンス的な味付けもありましたし…。
原作者である村上春樹…正直、一冊も読んだ事がありませんし、あまり興味もありません。もちろんノーベル文学賞にも(笑)
この映画のタイトルを聞いて、最初に思ったのは、「あぁ、またビートルズのタイトル、パクってるなぁ…」ぐらいのもんです。常習犯ですね、この人(笑)…私の村上春樹の知識は、その程度です。
大学時代、友だちの何人かが「ねずみが…」どうたら「小林薫が…」どうたらとよく言っていました。ちなみに僕はストーンズ派ですが、その友だちはビートルズ派です。ちなみに、僕はビートルズも好きですが、彼はストーンズは…特にミック・ジャガーは嫌いだと言ってました…シド・ビシャスも好きな彼でしたから(勿論、当時はシドの裁判費用を用立てたのは、ミックだったなんて知る由もありませんでした…ザマァ見ろです笑)
なんだかんだで疎遠になってしまった、その友だち…元気にしてるんでしょうか?もう10年どころかそれ以上。連絡しても全く返信がありません。もしかしたら、もう生きてないのかもと…ちょっと不安になったりすることもあります。とても時間が経ってしまったなぁと…。
で…この作品。
まあ、人生それなりに生きてくると、自分の内なるものに正面から向き合っていないこと…沢山あり過ぎて…(笑)
色んなことから逃げて、自分を騙して、犠牲にして?、後悔しっぱなしですけど、それでメンタル保てれてる…って事、ありますよね…(笑)
*図らずも突然死に別れた人に向き合えない、あるいはその人との思い出に素直に向き合えない…自分が殺してしまった様なものだと罪の意識に苛まされて…。何なんでしょうか?震災のことでも扱っていたのでしょうか、この作品…?
正直、よく分かりませんでした。
*西島秀俊演じる男(家福)の妻…あの亡くなった夜、最後に夫に別れを言い出したかったんでしょうね。まあ、そう考えるのが普通の展開だったと思います。SEXシーンでの、あの表情…ほとんどホラーでした…怖かったです。インスピレーションが湧くのか何なのか知りませんが、旦那のいない間に間男を家に連れ込むような妻に、家福は何年も未練たらしい思いを抱き続けていたなんて…。何だかなぁ、という感想です。自分が見殺しにしてしまったようなもんだと罪悪感を抱く必要はあったのかと思います…冷たいようですけど。冷たいですか?(2人の間にいた亡くなった娘が浮かばれません…娘が可哀想です)。
*メインとなる物語と、劇中の演劇との関連性は、全く分かりませんでした…分かったら、面白いとでもなるんでしょうか?
*この監督の前作『寝ても覚めても』は、意外と高評価していました(笑)…あの作品はなんか面白かったですね。主演の2人があんな事になり、作品にケチがついてしまいましたが、この『ドライブ・マイ・カー』で世界的な評価を得て良かったなと思います。とりわけ、アメリカで高評価だったようですね…。
ゴールデングローブ賞を始め、その他国内外で多数の賞を受賞!
とても良かったことはわかるけど、まだうまく整理できない。単なる感動...
役者さんの凄さ
久々にこんなつまらない映画を見ました
ハルキストでないと。
上質なチョコを食べたような映画
心とは
理屈で説明できるものではないし、一面から見てわかるものではありません。
だからこそ、村上春樹は輪郭を丁寧に描き、読者にそれを想像させようとしている……と思うので、私はその中を、さまざまな角度から覗き込み、少しでも深く理解しようとします。
子どもを失った喪失感から、近くにいる異性と行きずりの関係を持つ。
……そういったこともあるかもしれません。
夫に嫉妬してもらいたいから、見つかるような形で浮気をするというような女性もいるでしょう。
サマセット・モームなら、どうでもよい相手との、期間限定の関係だからこそ、魂を昇華させられるのだと語るかもしれません。
いろいろな可能性がある中、濱口竜介監督は、もっともベタで低俗で、つまらない理由を選び、長々と3時間も理窟っぽく説明してくださったなと感じます。
心って、そんなに安っぽく、薄っぺらいものですか?
高槻の行動も、突飛すぎて理解不能です。
ただ、ユナさんの所作の美しさが光っていました。
これが「日本の映画」として、海外で評価されるのか~……と思うと、いやだなと思います。
私はいつも添えもの
いかにも日本映画っぽい湿ったオープニングに、うー苦手かもと思った。長い序章が終わり広島に向かうと色調が変わる。
音はずっと理解できない、同一化できない他者として存在する。そんな都合よくいってたまるか。
稽古シーンで「私は添えもの」と女性たちが共感し、音を愛した男2人は理解できない。
後半、とにかく心情説明のセリフが多い。もう、全部話す。車の中では物語の続きだけを話せば良かったのでは?とか北海道での2人の語り全部いらないんじゃ?とか思うけど、たぶんわかっててやってそう。言葉にする、ということに意味があったのかな。
車の中の無感情のセリフ練習、稽古、劇中劇、現実、テクスト論、演劇論と、脚本の構成が巧み。
体位で浮気がバレてたことに気がつくのが生々しい。
韓国手話の劇シーンよかった。ダンサーらしい優雅さ。生きていかなくちゃ。
初!村上春樹
すっごいすき
思い出したり、悩んだり、悔やんだり、迷ったり、頭の中でいろいろな事が起きていたとしても、それをセリフとして発するわけでなく映画で表現するのは難しが、この映画ではこれはドライブ/車を運転するという行為で表されている。同じく何をしているわけでもないのに運転していない時は思考をしていない、止めているし、自動車事故は言わずもがな。
しかしそんな説明がなくても観客はそれがわかるし、ドライブの様子を見ていることで登場人物のざわざわする心を動きを鑑賞することになる。多くの人が時間を感じないと言っているのは、その心の動きが激しくて追いかけているとあっという間だから。
この映画、唯一困るのは、レビューで何を言ってもなんか野暮になってしまって、人に勧めるのが難しい。
評判の割には
日本での、毎度お馴染み、TV局、新聞、出版社やらのメディア、広告代...
日本での、毎度お馴染み、TV局、新聞、出版社やらのメディア、広告代理店が連なって、内容はともかく儲けましょ「制作委員会」の制作じゃないので、こういう映画が創れたのでしょうね。
以前、村上春樹さんの映画化された「ノルウエーの森」で酷くがっかりしたので・・これもどうなんだろ・・とちょっとハスに構えて観ましたが・・。村上春樹ワールドでした♪
気になったのが・・サーブのエンジン音。ちょっと低速のギヤ比の時の音じゃないのかなぁ・・。なんだか、走行中のエンジン音だけ聞くと、ゆっくりが走ってる感覚になっかシフトアップしたくなるの、でも、画面は速く走っているので・・ちょっと違和感・・。
サーブってあんな感じの排気音だったっけ?
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