ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価
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西島も大変だな、あんなに長いセリフ覚えて
セリフがとにかく長い。下手したら誰も見ない様なB級映画にも真剣に取り組む西島秀俊に脱帽する。
台本がとにかく分厚いだけで、中身的にはそんなに良い映画だとは思わないけど。アカデミー賞という色眼鏡かけて見れば良く見えるものなのかな。
正直言って、普通のB級映画にしか見えなかった。
24時間観てられる。
これぞ、チェーホフ。を、感じながら村上春樹さんを愉しめる贅沢な作品。とても楽しめました。
人生は、どこを切り取ってもドラマがある。だけど、ドラマには必ず続きがある。だから生きてる限り、続いていくし、続けるしか無い。その終わりが来る時まで。
脚本の妙。よく読みこんでいるのでしょうね。人種や天災をこれみよがしに絡めなくても人が持つ背景の中に見えるものの表現が素晴らしく。監督の愛を感じる作品だった。
原作のテイストはそのままに、設定を少しずつ変えながらワーニャ伯父さんとの対比は、その場で舞台を観てるかのような楽しさがありました。
人の人生を紐解く時はどんなに境遇が違っても必ず共鳴できる時があるなぁと、その時間を大切にしたいものです。
三浦透子よりも
この映画が話題になって、先ず気になったのは
三浦透子。
ん❓この字面見たことあるぞ⁉️
あ💡「天気の子」でRADWIMPSとコラボしてた娘だ‼️
役者やってたんだー、どんな子やろ❓
それで観に行きました。
しかし1回目、上映15分前に『完売』‼️😩
まぢかー、完売初めて見たー😭
ウチの親父が、トムハーディの「マッドマックス」で直前に完売になったの笑ってたバチが当たったー😱
気を取り直して2回目。
今度は上映30分前着でもう半分埋まってた😅
入ったらジジババが多くて、いつになくうるさい💢
仮面ライダーの上映前と変わらんし😩
あー、いきなりベッドシーンですか。
村上春樹っぽいわー(←あまり知らない人)
ストーリー的に「永い言い訳」を思い出す。
西島に愛人はいませんでしたが😅
あの作品は中々キツかった💦
はぁー、この娘が三浦透子かぁー
小池栄子に似てますねー
淡々とした役の中で存在感抜群でした👍
そんな三浦透子よりも、
西島の妻、
霧島れいかが気になって仕方なかった😳
別にベッドシーンが多いからじゃない‼️
基本ベッドシーンは好きじゃない👊
ちゃんとストーリーも触れなきゃ💦
常に妻が読み上げる演劇のセリフが、
それを聞く夫西島のリアルとリンクしてたり、
妻の語る夢もリンクしてるのか❓とか、
展開が夢中にさせてくれる。
脚本=監督の成功例。
広島⇔北海道2日間で可能なの❓
少なくともオレにはキビシイ😩
あ、そーだ。
サンルーフの喫煙シーンは
これからずっと語られ擦られる名シーン👍
これはロードムービーではないと思うが…
海外での評価は高くアカデミー賞にも作品賞でノミネートされた本作。没入して観よ!との知人のアドバイスがあり劇場で鑑賞した。
結果、劇場で観れた事のアドバンテージを含めても個人的には少し微妙な感じだった。
言葉を紡ぎながら進行する独特の世界観、人生であるものを失い、それは取り戻せるのか?演劇・文芸・芸術作品の位置付けだからだろうか、脚本・脚色に感情移入の隙はなく俯瞰させられるイメージだった。
個人的なベストシーンはサンルーフのシーン。実際にやると、あのようにはならないけど、若かりし自分にも当てはめてニヤリとした。あと、オープニング・クレジットが映し出されたタイミングで『遅ッ!』って心の中で叫んだw
破滅とリスタート
地方でもようやく追加上映され鑑賞。
冒頭からの家福と音のアナザーストーリーは端折っても良かった気がする。キャストのクレジットが出てからが本編だった。
再生物語というよりは懺悔と生きていく者へ、彼等なりの答えを見出だすお話のように思えた。
オーディション風景、稽古、多国籍な舞台などは見ていて新鮮味を感じる洋風な演出。
その中でも岡田将生くんの静かに闇を抱える姿は切なくてもどかしい表情は圧巻、助演男優賞を得ても良いほどに素晴らしかったです。
車内での沈黙の姿リアルでした。 車内で二人きりの時って、 楽しく会...
車内での沈黙の姿リアルでした。
車内で二人きりの時って、
楽しく会話している時もあれば、
沈黙しているときもあるし、
仲のいい人と、会話が無くても苦にならない人もいるし。
ドライバーの女性は、
空気のような存在でありながら、
最低限の生身の会話をしてくれるのがありがたいです。
映画としては、
生身の人間の姿をうまく描写しつつも、
全体的に、(リアル演劇演出以外の)演劇のような演出は自分には合わなかった。
たぶんストーリーが自分に合わなかったからだと思う。
皆さん評価が良いようですが
本来鑑賞する気はなかったのですが賞を取ったという話題性で鑑賞 派手目の作品好みの映画ファンなら無理?村上さんのファンが観る作品かと3時間の作品したのは制作側の自信の現れか‼️
村上春樹ってだけで海外でも受けるんですね 僕はまっぴらごめんだけど
なんの知識もなかったんで何が起こったのかわからないうちに話が進み、終わってみれば3時間
後で知ったんですが、”ハッピーアワー”の監督じゃないですか
あの5時間越えのインディーズ映画を元町映画館でイッキ観した苦痛を思い出したよ
あの映画よりましだったけど、カットする事を知らないのかな
いや、疲れました
テーマは1つなのに、まあ延々とよくやる
これはエンディングで知った
村上春樹の短編なのか
どうりで内容が薄い
短編を3時間ひっぱったのか
ノーベル賞でいつも話題になる村上春樹
実は一つも読んでない
”ノルウェーの森”を映画で見たくらい
自分には合わなかったなあ
まあ、春樹オタクには楽しかったんだろうなあ
カンヌで評判が良かったのは村上春樹のおかげでしょう
最初から文学臭いセリフ回しがくさいくさい
知らないものには西島秀俊がベッドシーンでそんなセリフを吐くもんだから心配になってたら、いつのまにかいつもの西島君になっとるやん
どうなってんの
演劇の多言語はなんなん?
いきなりで理解するのに時間がかかったしね
なるほどなるほど、手話まで言語として取り入れるのかぁ・・・まではわかる
で、なんの意味があんのかな?
原作読んでる文学オタクがしたり顔で高評価しそうです
村上春樹の文学って、この映画だけしかわかりませんが、生きることとか愛とか個人的な事が多いんでしょうかね
えらい真剣に生きてる特別な人に焦点をあててもね、人それぞれだから
真剣すぎるとしんどいだけだと思うんだけどね
人間なんて、そんな特別な物ですか
生まれて生きて死ぬだけの泡みたいな物ですよ
知らないことは知らないままでいいし、勘違いも思い込めば強い
時間とともに記憶も薄れる
そのうち順番が来ればなにもかも放り出して自分が死にますよ
自分が納得いくまで突き詰めたり、整理しないと気が済まないのが文学なら
僕はまっぴら御免です
とりあえず
文学の評価はわかりませんが、映画としてどうなん?
て考えると・・・
あかんやろ、こんなん
原作は読んでいなかったけど、村上春樹の世界にもう一つフィルターが加わった感じ
多分映画館で観ないと、眠くなってつまらなく感じちゃう映画かなと思って見に行ってよかった。
この映画のメッセージは、どの国の誰にでも当てはまることで、それが海外からの共感を得ているんだと思う。
見終わったあと、1日中、考えてしまった。
大事な人を失った喪失感。でもその人の知らなかった部分を見てしまう。
自分は本当に愛されていたのか、その人にとって自分はなんだったのか、聞いてみたくてももう聞けない。
その喪失感にずっと追われている。
どんなに近くにいたとしても 全てを知ることなんて出来ないし、知らないままでいることの方が幸せだったりする。
答えは、自分の中にあるのかもしれないけど、ずっとそれを覗けないまま、ずっとずっと心に蓋をして暮らしていく。
予想できない展開が何度も続き、チェーホフの劇中劇と彼女が作り出したストーリーが入り混じって、
そこにロードムービーが加わり、今までにない感覚だったところが新鮮だった。
このずっと後を引く感覚は、村上春樹の世界観。原作を読んでみようと思う。
余白。ミニマルミュージック。北野武。
静かに淡々と進む物語。
家福お気に入りの車の中で、音の手により「ワーニャ伯父さん」が朗読され、家福がその空きスペースに自分の演技を入れる。何か起こって、車中に戻り、また何か起こって、車中に戻る。この反復が演出の骨組みと感じた。
また、「音(≠家福)」という観点では、セリフと車の音、セリフと波の音、セリフと風の音、と、常に2パーツでの展開に統一され、これが物語に現代音楽のような余白を生んでいる。ここでいきなり「バーン!」と銃声が聞こえたら北野映画だな…笑 と思っていたら、監督ご本人も北野武は通っているらしい。納得。
この描写の反復感がジャブの積み重ねになって、最後に、雪で一杯になったみさきの故郷を訪れた時の、静かな無音の迫力に繋がっていると認識。非常に構築的で、ノンバーバルな部分に粋がある作品。海外の高評価は納得。
主題に関しては、喪失という非常に村上春樹的なテーマ笑。しかし、この映画の粋が極めて映画的=他ジャンルでは語りづらい部分にあるのと同様、ご存知のように、村上作品の粋は極めて文学的=叙述の手触りや感触にある(と自分は思っている)。「移植」として見ても、難易度の高いニュアンスの再現を見事に行なっている高難度作。
3.5点の理由。ここまで言っておいてなんですが、映している世界の骨子は理解すれど、素直な感覚として、初回でそこまで世界に没入できてません笑。たぶん2回3回見たら5になるかな〜という思いがある一方で、う〜ん長いから見ないかもな〜という、極めてくたびれた理由で、点数下げてます。次見たら再評価しますね。
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