ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価
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村上春樹は好みが分かれますよね。
西島さんは好きだけど、村上春樹は好みではないのですが、話題の作品なので見に行ってみました。
うーん。やはり好みじゃないかも。
つまらないわけじゃないけど、全然刺さらない。もうこれは完全に好みの問題ですね。
ラストの意味を考える余韻が醍醐味なのかもしれないけど、わたしはどっちかというとわかりやすい作品が好きだから、どう思うかはアナタ次第!!みたいな結末はあんまり…。
でもせっかくだからその醍醐味を味わうとしたら、みさきが最後に韓国でサーブに乗ってたのは、
家福の緑内障が進んでもう車に乗れないから譲ったんじゃないかなーと思った。
大型犬を車に乗せてたのは、ユン夫妻への憧れからだろうけど、家福とどうこうなったってことじゃない気がする。
うーん、やっぱちゃんと描いてくれる作品の方が好きだな、、、
細部に「実はこんな意味が込められてました!」みたいなネタがちりばめられてるのは好きだけど、大筋にそれやられるのは好みではないです。。ハイ。
とはいえ、テンポとか雰囲気とか演者の演技は良くて、3時間という長丁場を飽きさせない作りだったのはとってもよかった!!
どう考えても名作!
すごかった
もっとわかりにくい、お洒落で眠くなるやつを想像していたけど違った
真面目な映画だった
つかまれすぎて疲れたけど、長くは感じなかった
深すぎて仕掛けがわからなかった部分も沢山ありそうだけど、そこは気にしなくて大丈夫だった
この映画自体、俳優さんから脚本の逆方向へも有機的に作用してそうな印象を受けた
私はどれだけ自分を見つめても自身を空っぽと感じるのではないかと、少し怖くなった
>世界は何も変わってないかのように続いていく
>自分の心と上手に正直に折り合いをつける
>正しく傷つくべきだった
なぜかわかる気がする、、
自分の心に正直でいるのが難しいことがわかってて言ってるのもわかる
不細工な裸の心に正面から向き合うのは恐い
自分の心から離れるスキルは沢山転がってる気がするし、意外と簡単かもしれない
ただ、そこから離れることにより、感触とか、においとか、自分にしかわからない大切なものも滑り落ちていっているのかもしれない、なんてことも考えてしまった
私は、やりすごして時間が忘れさせてくれるのを待つタイプなので、痛いとこつかれた
>ただ単にそういう人だったと思うことは無理ですか?
>その人の中では矛盾していないかもしれない
うまく説明できないけど、支離滅裂側として正当化されたようで感動してしまった
この箱まで回収しにくる真面目さに参った
特にこのセリフに参った
俳優みなさん素っ裸感があってドキドキした
音楽はBGMで感情を誘導するような感じでなく、ミニマムで静けさや間を際立たせていて、ゾクゾクした
BGMと同様に、セックスや人の死も、ストーリー推進力みたいものとして安易につかうのではなく、丁寧に描かれていたと思う
主人公とドライバーが安易に意気投合しない感じもリアルで良かった
映像的に暗いシーンが多いが、触れられたくないとこに触れてくる感じやレイトショーとマッチした
触れられたくないところに触れてきたうえで、しっかりやりきる真摯さに脱帽した
気持ちの良い鑑賞後感だった
ラスト、お化粧した?綺麗になったみさきの生き生きとした表情も良かった
まさにあんな感じの鑑賞後感だった
せっかく忘れてたこと思い出させられちゃって、成仏させられた
おまけで、演劇というものに興味がわいた
これまで俳優さんというものをなめてました
失礼しました!
俳優さん、監督さん、皆さんかっこよすぎ!
どう考えても名作!
長いのには訳があるのでしょう
約三時間、たしかに長いけど退屈はしない映画でした。
そしてその長さを受け止めるだけのラストのモチーフはありました。
また、その長さを受け止めるだけのカタルシスもありましたが、その勢いは弱く描かれているようでした。
映画では悲しみや苦悩に絡め捕られたどん底の精神状態を描いてませんが、低位安定の凪ぎの状態をずっと描いている構成はなかなか緊張感があって良かったです。
というより、彼らは無意識か意識的にかはわかりませんが、直面した不幸から回避し続けることを選んだがために、低位安定の精神状態だったのかもしれません。
その状態を反転(再生)するにはじわじわとした時間が必要であったし、反転(再生)するにしてもじわじわとしたカタルシスになるのでしょう。
あのラストにはあの長さが必要であったのだとおもいます。
感想の箇条書き
・長さ
時間を感じさせない、なんてことはない。しっかり3時間を感じる。
退屈はしない。
・内容
読んでから時間があいているが、だいたい8割は映画オリジナルという印象。
原作の通りになぞるより、これくらいの方がいい。面白くなるのであれば。
付け加えられた箇所からも村上春樹のにおいを感じた。ような気がする。
雰囲気(便利な言葉)など村上春樹の映像化、にぴったりだった印象
直感ではゴダール映画のよう、という印象(説明はできない。多分違う)。
・演技
西島秀俊は芝居に対する思いも見た目もかなり好き。が、はっきり言ってかなりの大根役者だと思う。今回でもそれは変わらず。
サイコパス感というか、闇が見え隠れする役では、棒読み大根芝居もマッチするような気がする(『クリーピー』でもそう感じた)。
そういう意味では、西島さんでぴったりのような気もする。
でも……「演技が上手い賞」を受賞するには違和感がある。少なくとも主演男優賞は他作品でいいのでは? と。判断基準も良し悪しもわからないが。
岡田将生も同様。すこぶる男前だが演技がちょっと……
演技どうこうは好みの問題なのかもしれない。
二人ともスクリーン映えするのは間違いないし、美しいから不快感は皆無。
西島秀俊の肉体美というサービスも。
女優さんは初見。演技に対する印象はあまりない。
・劇場で観るのが一番だが、ちょうどいい上映時間を見つけるのは難儀だった
とある○○○男の……179分……
こりゃ覚悟しなきゃと思ったけど
案外すんなり見られました
村上春樹の作品は全く読んでいません
回りくどかったり、こねくり回す文章のイメージくらい
(ファンの人すみません)
でも純文学的な世界観は表現されているのかなぁ……
と思いました。
あと、こっからは私の勝手な話ですが……
そもそも、
音の浮気癖は分かっていたけど止めなかったのは
向き合わなかったからじゃなくて
単純に性癖では?
寝取られ属性だったからでは!?
って思う
20年セックスレスにならず
かつ、自身は浮気もせず居られるなんて……
(※あくまで個人の感想です)
個人的感想
人と人は必ずすれ違うものだ、という諦観と、だけどやっぱり相手に抜き難い愛情を抱いて、どうしても離れたくないという執着。その間で揺れ動く。もうこれは、理屈では説明できないし、当事者以外は理解できない。時に当事者すらも…。
なんか新しい形の愛情、感情を観させてくれるのかな、と途中まで思って観ていたけど…。
映画の表現としては、私はとても好きでした。3時間退屈しなかった。赤い車が走るところを、遠目から追っていく。そこに主人公の感情を感じることも出来た。長すぎるんじゃないか、と思ってたけど、長い理由、表現の積み重ね方も自分なりによくわかった気がする。
だけど、しっくりこなかった。「後悔」を観せられても、そこから「観てよかった」と思える何かを得ることは出来なかったなぁ…。
観とかなあかんと思って
日本映画ひさびさのアカデミー賞ノミネート。
179分は、寝るかな?って。大丈夫でした。
最近のヨーロッパ系アメリカ人は好きやろね。
ドンパチ!どどーん!は中国向けにハリウッドはつくるからね。ドライバーは、朝ドラの茶道の跡取りやね。
感じちがう!ラストは少し僕がわかるまで時間くださいね。霧島さん、セクシーですき。セックスシーンは、感じるね。
感情移入不可
残された者の贖罪
物語の序盤までは、亡くなった妻が最期に言い残したことや妻の紡ぐ脚本をめぐるストーリー展開かと思っていたが最終的には違った。これは失った人を懐古するのではなく、残された側がどう生きていくかの物語だ。
広島での仕事で出会ったドライバーとの、家族の喪失という共通点の発覚によりストーリーの展開と主人公である家福の感情変化が加速する。
タクシードライバーの渡利と手話で芝居をする韓国人女性が演じる役との共通性が作品を通じて印象に残った。心の中にある思いを手話を通じて伝える表現には感嘆した。
亡くなった人が生前に何を思い、何を残したかを探ることが故人を弔うのではない。残された人が故人を思い後悔し生き続け、自分が命を落とした時に初めて贖罪となるのだ。
生と死、その見えないものをどこまで描けるか。
意味がわかったようでわからない退屈な映画
アカデミー賞にノミネートされている
期待して鑑賞しましたが
??まず長すぎる
西島秀俊と岡田将暉以外の俳優は知らない方ばかり
意味がわかったようで意味不明
もう一度鑑賞しようかな?とも考えましたが
175分は長すぎてあまりに退屈な作品なので
多分観ないな
アカデミーノミネートでパラサイトが凄く面白く
ハマった作品だったのでアカデミーノミネートという言葉だけで期待して映画館に行ったのがあさはかだった!!
ドライブマイカーは私的にはウケなかった
つまらなかった
SEX描写が多くてげんなりしました
劇場のあちこちで居眠りしているイビキも
聞こえてきてうるさかった
絶賛してる人がいるけど本当に面白かった?
退屈でしかなかった作品です
大体村上春樹の作品って映像化すると
退屈でしかない
わけわからないの多い
時間と金の無駄でした
せめて奥様役の女優を有名な人でやってほしかった
インパクトなし
低予算の映画だったのかな?
感動
一度観た現時点での星の数
話題に乗っかって
アカデミー賞ノミネートということで、気になって鑑賞。
話題になってるだけあって、まあまあ人は入ってました。
3時間て知った時は長いかなと思ってましたが、ストーリーの構成が巧みで、話にのめり込めました。
不思議な空気感が漂っていて、先が気になる、登場人物のことをもっと知りたくなる。
そんな、作品でした。
地元に近いので瀬戸内海が舞台で、橋を車で走るシーンは妙に親近感が湧きました。
ラストのドライバーの彼女が韓国の道を赤いサーブで走っている時の、少し穏やかになった彼女の表情がとても印象的でした。
解けない映画の魔法
終わった後、長丁場からの解放と、深い感動、そして体力の消耗で、駐車場の車に戻った時、しばらく動けなくなっていました。
去年見逃してしまい、アカデミー賞ノミネートということで、どこかでやってくれるかと探したら、近くで見ることができました。空席は多いものの田舎なのでお客さんの入りは良い方でした。3時間もあるとは知らず、けどずっと引き込まれっぱなしでした。
映画には2種類あると思うのですが、1つは現実から離れた世界を見せてくれるものと、もう1つは現実の見えていなかった世界を見せてくれるものと。この作品は後者だと思いますが、それって見ないようにしている現実でもあるので、向き合うとツラい時もあります。映画の中の事と、自分の現実世界の出来事と妙にシンクロしているところがあって…
この映画の魔法にかかった状態がしばらく続きそうです。
今更のレビューですが
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