「ただ単にそういう人」ドライブ・マイ・カー Oriさんの映画レビュー(感想・評価)
ただ単にそういう人
相手はただ単にそういう人であり、
傷つくかどうかは自分で決めるのだ。
自分と向き合い、正しく傷つくことを、
3時間かけて丁寧に教えてくれる映画だった。
岡田将生さんの高槻、
自分を上手にコントロールできないのは
たしかに「社会人としては」失格だろう。
ただ、とことん向き合うことができる一面もある。
観た直後は感覚的に包まれました。
色んな人のレビューを読んで、
やっと言語化できました。
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humさんのコメント
2023年8月21日
共感ありがとうございます。
レビュー始まりの一文が、人生への向き合い方を教えてくれますね。
その都度、どう折り合っていくか。
自分が自分らしく生きるために必要だった傷ならば、それには意味がつきプラスにかえていくことができる。
導くのは他ならぬ自分。
道中の2人を静かにみながらそんなことを感じる作品でした。