「不倫は悪い」ドライブ・マイ・カー　原健彦さんの映画レビュー（感想・評価）

不倫は基本的に結婚する時に神に誓っているので罪だ。不倫した人は信用できない。神との約束を破るのだから私の約束も破るに決まっている。神が本当にいるか分からないが。不倫は夫婦間の問題だと言うが違うと感じる。我々に関係のないことはない。すべてはつながっているのだから。不倫した人が悪くなれば私も悪くなるに決まっている。私とは世界だからだ。
私の現実認識は、村上春樹の作品のように容易に性行為できるとは思えない。テレビドラマでも感じるが、簡単に性行為まで行き過ぎだと思う。もちろん、それなりの困難さは生じるがあんな簡単に性行為できるとは思えない。